朝日山だけでは、物足りないので、川尻まで移動し、野呂山に登りました。![]()
2時からの登山開始のため、下山は夕暮れの5時ぎりぎりとなりました。
どんどんコースのほうが岩海もありルートに変化があるのでお勧めです。
野呂山登山口 14:00 → かぶと岩登山コース → 大滑岩 15:15 → かぶと岩 15:25
→ 野呂山レストハウス 15:30 → 休憩 16:00 → どんどんコース → 登山口 17:00
野呂山 紹介
野呂山(のろさん)は、広島県 呉市 に位置する標高839mの山 で、膳棚山 と弘法寺山 を
結ぶ東西2kmの高原の総称である。瀬戸内海国立公園 の区域に指定されている。
瀬戸内海国立公園 では神戸 の六甲山 に次ぐ高さであり、広島県 南部に位置するため、
県北部の山と比べ近隣の都市部から気軽に訪れることができる。
野呂山は、約8000万年前にマグマ が地表に噴出してできた流紋岩 が約300万年前の
激しい地殻変動によって隆起したものである。その後、氷河時代に入り、急に冷やされた
ため、岩にいろいろな方向の割れ目がはいり、大重岩などの珍岩、奇岩ができた。また、
割れ目に沿って崩れた大きな岩石が谷から落ちたり、流されて一か所に集まって岩海が
できた。国道185号 で川尻町へ向かい、「野呂山公園入り口」から始まるさざなみスカイライン
(野呂山スカイライン)により頂上付近の十文字ロータリーに到着できる。
さざなみスカイラインは元有料道路 であるが、現在は広島県道248号野呂山公園線 という
一般道である。JR では呉線 安芸川尻駅 が最寄り駅となる。
野呂山はひろしま百山に登録されており、どんどん登山コース、かぶと岩コースといった
登山道がある。中腹には鉢巻展望台や奇岩、珍岩を見ることのできる岩海遊歩道があり、
頂上付近にはそれぞれ昭和池、野呂神社、呉、安浦など街に向かう道やロッジ方向に向かう
道が十文字ロータリーで分岐している。ロッジ方向に向かうと、駐車場と野呂高原ロッジ、
野呂山ビジターセンター、筆作り資料館、オートキャンプ場、2ヶ所の展望台などの施設と
弘法寺がある。海沿いから裾野が広がり、一気に839mを上ったところにある野呂山の
展望台は瀬戸内海 の多島美と沈む夕日を眺望するのに絶好の場所である。
蒲刈島より、野呂山を望む (安芸灘大橋)
展望台より、蒲刈島を望む 兜岩園地にて
どんどんコースの岩海
野呂山へいこう:http://www.hiroshima-cdas.or.jp/norosan/
山頂まわりにはいろんな施設もあり、いつか、ゆっくり時間をかけて登りたい山です。

