闘牛士のような身のこなしで勝つことを意識しています☆今野顕彰(市原)直前インタビュー | 新日本キックボクシング協会

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新日本キック KICK  Insist8 11・11(日)新宿FACE
1部(昼)セミファイナル 日泰国際戦72.6K契約3分3R
今野顕彰(日本ミドル級1位/市原)vs ルンチャイ・ペットポートング(タイ)
今野顕彰(市原)直前インタビュー

──10月13日にはNKBに初参戦。初めて他団体のメインでNKBミドル級王者の西村清吾選手と闘いました。
今野 やらせて頂いて、自分はまだまだ強くなれているのを感じました。そして、ベルトを持っている人間とやる事でベルトとの距離は縮まっている事も感じました。
──西村戦から約1カ月とインターバルは短い中、タイ人との一戦が決定しました。コンディション調整は問題ない?
今野 コンディションに関しては自分でもかなり気を使ってやっています。年齢も重ねてきているので、メリハリはしっかりとつけることを意識しています。試合をする以上はベストコンディションに仕上げて新宿FACEのリングに上がります。

──8月のロンドユーとの一戦では1年越しにリベンジを達成することができました。
今野 そうですね。1年前からの自分の成長を感じた試合になりました。

──今年になってからも選手として成長しているという実感は?
今野 自分自身の性格と自分に合っているファイトスタイルは違うと知ったことが大きい。自分の理想のスタイルを追うのではなく、自分の体に合った闘い方を選べるようになりました。
──今回拳を交わすルンチャイについて。
今野 情報は全くないのですが、情報がないことには慣れています。どんな相手でも「自分のスタイルをどれだけ長く出せるか?」かがが勝負。今回も相手のことより自分のことを考えています。

──どんな勝負になることをイメージする?今野 拳、足、ヒジ、ヒザと(攻撃部位の)全てを使い、自分の距離で闘牛士のような身のこなしで勝つことを意識しています。
──ルンチャイ戦が終わったらベルトストーカーに戻る?
今野 戻るというより、ずっとチャンピオンベルトを獲るという執着心だけでやっているので、自分はまだまだ現役のストーカーです(笑)。ストーカーとしてのパワーはかなり上がっているので、来年こそは必ず獲ります。年齢が上がっていくうちに、時間を重ねていくうちに、ベルトに対する想いはどんどん積もる一方ですからね。
(スポーツライター 布施鋼治)

KICK  Insist8  Trailer