――新日本キック4・20後楽園大会にてWKBA世界バンタム級王座決定 戦に挑む江幡睦選手。史上初!?双子世界王者誕生の期待がかかりますが現在の心境は?
→「WKBAという大きなタイトルに挑戦できることは光栄ですし、とても楽しみです」
――3・9後楽園大会では、弟の塁選手が先にWKBA世界王座を手にしました。
→「先に挑戦するほうがプレッ シャーがかかるので、獲ってくれて感謝しています。弟が獲って、あとは僕だけという感じです」
――塁選手は、ラジャダ ムナンスタジアムのタイトルマッチで負けてから、より謙虚になれたと話していました。
→「初めて負けて、どうなるのかと心配していましたが、まったく問題なかったです ね。むしろ強くなっていると思います」
――睦選手は、いかがですか?
→「僕も同じですね。足りない部分が、よく見えてきました。負けてから、本当にゼ ロからやり直していますし、バランスがよくなってきたと思います。塁は、みるみる変わっていきましたし、自分もそうなれるよ うに努力しています。試合までに完成させていきますよ」
――どんなスタイルで闘 いますか?
→「いつも通りの攻めのスタイルでいきます。守りに入っていると、僕らしさがなく なってきますんで」
――毎日、練習で汗を流 してきた伊原道場。あなたにとって伊原道場とは?
→「いろいろな学びの場ですね。茨城から上京してきた時は、本部道場がキックの聖地だと思って いましたし、今も思っています。チャンピオンの先輩方がたくさんいますし、自分たちも世界チャンピオンになって、もっともっ と看板を大きくしていきたいです」
――師匠の伊原代表は、どんな存在ですか?
→「とても尊敬している方です。カッコいいし、練習の時は朝から全力で相手をして いただいています。ミットを持っていただいた時、僕らの蹴り方が悪かったのか親指を骨折させてしまったことがありました。で も、ずっと止めずに持ち続けていただいただけではなく、試合が終わってから、ようやく骨折していたことを打ち明けてくれまし た。本当に凄いなと思います」
――階級はフライからバ ンタムへ上げていますね。
→「体重が厳しくなってきたので、ちょうどよかったです。パワーもつきましたし、 フェザー級の選手とスパーリングをしても力負けしません」
――世界戦まで数週間となりましたが 現在の調子は?
→「すごくいいです。期待してくださ い」
――最後にファンの方へ一言をお願いします。
→「相手はパンチャーなので攻めて くると思います。KOを とって、必ずみなさんの期待に応えたいと思います」