トリプルメインイベントの見所
■15 トリプルメインイベント 日泰国際戦 59K契約 3分3R
東洋スーパーフェザー級王者
蘇我英樹(市原)
VS
元泰国ルンピニースタジアム フライ級王者
チャオ志村(タイ/志村道場)
【見所】
最近、一流ムエタイ戦士を相手に勝っても 負けても激闘を繰り広げることで”名勝負製造機”としてクローズアップされることが多い蘇我 英樹。日本バンタム級と日本フェザー級を戴冠したあと、東洋スーパーフェザー級王座のチャンピオンベルトを巻き続けているの も頷ける。
そんな蘇我が厄介なナックモエと対戦する ことになった。青コーナーから登場するチャオ志村は元ルンピニースタジアムのフライ級王者。スピードのある日本人キックボク サーと闘っても、それを上回るスピードで翻弄するエネルギッシュなベテランファイターだ。母国での戦績を含めると、300戦 以上闘っていることも大きな強み。ずば抜けたインサイドワークだけではなく、スピードも衰えていないタイ人を相手に蘇我はど んな闘いを見せてくれるのだろうか。
■14 トリプルメインイベント 日泰国際戦 バンタム級 3分5R
日本バンタム級1位
志朗(治政館)
VS
泰国ラジャダムナンスタジアム スーパーフライ級8位
サイロムノーイ・ティデットガウガウ(泰国)
【見所】
日本とタイを股にかけて活躍する異色の日 本人キックボクサー志朗が格闘技の聖地・後楽園ホールに凱旋。サイロムノーイ・ティデットガウガウと拳を 交わす。
今年に入ってから志朗は突っ走っている。 1月には東京で当時ラジャダムナンのバンタム級1位だったフォンペットと激突。その勢いで2月にはラジャダムナムスタジアム で勝者総どりの賭け試合に出場するなど、志朗はその名をタイでも浸透させつつある。
ムエタイと真摯に向き合う外国人選手に対 して、タイ側がイージーな相手を用意するわけがない。
サイロムノーイは現在ラジャのスーパーフ ライ級8位にランクインする現役バリバリのナックモエで、現地でも「強い」と評判だ。もっとも、それは志朗にとって好都合だ ろう。サイロムノーイに勝てば、ラジャダムナンのランキング入りも夢物語ではなくなる。ムエタイの頂点を目指す異色の日本人 キックボクサーは、現役の強豪ランカーをデットヒートの末に振り切ることができるか。
■13 トリプルメインイベント 日露国際戦ミドル級 3分3R
元日本ミドル級王者
宮本武勇志(治政館)
VS
元K-1極東連邦王者
シテペンコ・マクシム(ロシア)
【見所】
興味深い中量級の一戦だ。第3代日本ミド ル級王者の宮本武勇志が未知のロシア人ファイターを相手に国際戦に臨む。一昨年11月に喜多村誠に日本ミドル級王座を奪われて 以来、宮本は勝った負けたを繰り返し、王者時代の勢いを失いつつある。
今回対戦するシテペンコ・マクシムは K-1極東アジアチャンピオンの肩書きを持つ。アマチュアボクシングが盛んなお国柄のせいか、ロシアのキックボクサーは総じ てボクシング技術にも長けている。ここで自らの存在感をアピールしないといけない宮本にとっては試練の一戦になりそうだ。
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