2011年10月2日(日)後楽園ホールMAGNUM27において石井宏樹が偉業を成し遂げた。
石井は4度目のラジャダムナンスタジアムのタイトルマッチで遂にベルトを物にした。日本人では藤原敏男、小笠原仁、武田幸三に続いて史上4人目の快挙だ。ムエタイ500年の歴史に名を刻んだ外国人選手石井。立ち技最高峰のムエタイで王者になることは実質世界タイトルでもある。
■第11試合ラジャダムナンスタジアムスーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
元日本ライト級王者/ライト級統一王者
石井宏樹(藤本)
vs
ラジャダムナンスタジアムスーパーライト級6位
アピサック K.T. ジム(泰国)
判定3-0 ※49-48、49-47、49-47
二つ目の判定で勝利が分かると立つことが出来ず泣き崩れる石井。
普段は感情を露にしない石井が初めて見せる瞬間だ。
「これは皆さんのベルトです!」と言葉を終始詰まらせる石井。
いつまでも会場を後にしない多くのファン達。
石井選手、本当におめでとうございます。
そして、このような素晴らしいチャンスを下さった泰国の皆様、ファンの皆様、伊原会長をはじめ多くの関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
試合写真提供 Toshi Maezawa