判断する楽しさを奪わない | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

ブラインドサッカー日本代表、昨日はイランと引き分けでした。
本日は19時半から韓国戦が行われます。

チケット情報はこちらから

応援に行ける方はぜひ会場で応援してください!

さて、昨日、日々の積み重ねという話をしましたが
ブラインドサッカー協会は積極的に学校での教育「スポ育」や、ブラインドサッカーを活用した社内研修、指導者研修などをやっています。
そういった活動を通じて応援をしたいと思った人も多いでしょうね。

まさに、日々の積み重ねですね。
写真は、当社の施設で指導者研修をやっていただいた時のものです。

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さて、今日のお題は判断。

昨日のジュニアのトレーニングで、ゲームでこんなシーンがありました。

カウンターの場面、攻撃2、守備1+GKの場面。
ボールを持っていた選手が、守備の選手を交わして、シュート。
その時ファーサイドにはもう一人の攻撃の選手が走っていてドフリー。
シュートはGKにセーブされました。
その時プレーは止めませんでしたが「シュートがよかったかなー?」と声かけをしました。

休憩中に
「さっきファーサイドに味方がいたの見えていた?」と尋ねたところ
「見えていたんですが、ニアサイドコース空いてたんで狙いました」
と選手。

見えていたんならいいや、ということで私も特に話をしませんでした。

休憩後のゲーム。

まったく同じような場面が起き、その選手はニアにシュートを決めました。
そして、満面の笑顔とガッツポーズでこっちを見ました。

さっきの場面で、あそこはシュートじゃなくてパスだろうって話をしていたらこの笑顔には出会えなかったなーと。

サッカーやフットサルは判断、決断のスポーツだと思っています。
自分で判断するから楽しい。
もちろん失敗したら悔しい。

指導者もそうですが応援している親も。
つい、その「判断を強制させる」声かけをしがいがち。

「打て!」「パス!」「いけ!」「前に出ろ!」などなど。

もちろん判断材料を与えてあげるのは指導者の役目。
でも実際に試合で判断するのは選手たち。
その判断が間違っている(というか、その場面ではほかにもいい選択肢があった)のであれば
それはあとからその選択肢を伝えてあげればいい。

これはコーチングをしないと言っているのではなく
判断を奪うコーチングをしないということ。

なかなか難しいのですが、そんなことを心がけて子供たちと接しています。

保護者の皆様にも共有したいけど、まあ自分の子供の応援は熱くなっちゃってついつい、出ちゃいますよね。