彼らが5年生の時に結成して、長い子で2年間。
この2年間の成長ぶりを想いだすと感慨深いものがあります。
過去のブログを掘り起こしてみました。
最初はコーチ2人、選手一人で始めたチーム。
ちょっとずつ人数が増えてはじめて練習試合を行ったのは2013年の7月。
その後何度もお世話になる、ラソスさんと試合を行いました。
http://ameblo.jp/skaneko7/entry-11583741687.html
3試合やって合計2-29。まあ何もできない感じでした。
その時こんなことを書いていました。
「この練習試合の結果はしっかり残しておこうと思い書きました。
いつしか、笑って見れるように。スクールウォーズみたいな感じて、のし上がりますよ。」
1度の練習試合を経て、挑戦したのがバーモントカップ。
その年、全国優勝した江南南さんなどと予選リーグで当たりました。
http://ameblo.jp/skaneko7/entry-11586836389.html
4試合で、0得点71失点(笑)
江南南には0-25で敗戦しました。10分ハーフで。
この時はこんなことを書いています。
「勝負は勝ちか負けしかなく、そこでの評価ではなくそこまでの過程が大事。
この子たちの1勝までの過程は決して間違っていないと思います。
長い道のりにはなりますが我慢強く指導をしていこうと思います。」
さて、結成から7か月後。
練習試合で初めて勝つことができました。
http://ameblo.jp/skaneko7/entry-11646013607.html
「子供たちが、カラダ一杯喜びを表現している姿に感動したな。その場に立ち会えてよかった。
今日のこの1勝を忘れずに、また一生懸命練習しましょう。
これからも、うまい選手ではなくいい選手を育てる。
強いチームではなく、いいチームを目指していこうと思います。」
たかが1勝かもしれません。他の試合は全部負けています。
今だから言えますが、その試合は相手が学年を少し落としてくれました。
それでもこの子たちにとっては大きな一歩となる勝利でした。
12月。初めて47チームが参加するコパブラジルに参加。
http://ameblo.jp/skaneko7/entry-11735612935.html
結果は47チーム中47位。最下位です(笑)
「啐啄同時。まずは子供達自身が殻を破る努力をするまでしっかり見守る。
そして、その時が来たら外から少しだけ手助けをしてあげる。
”あれをやれ、これをやれ、前に蹴れ、走れ、そこはパスだ、シュートだ”
そんな指導はやっぱりしたくないので、子供たちに刺激を与えながら地道に指導をしていきたいと思います。」
続いてちょうど1年前。1期生2名が卒業となる2014年3月のコパブラジル。
http://ameblo.jp/skaneko7/entry-11803148618.html
結果は1分け5敗。でも点差は狭まってきました。
0-5、0-4、0-7、1-3、0-0、1-2。
そして、この引き分けが、記念すべき最初の勝ち点。
大会で勝ち点1を取るまでに1年間かかりました(泣)
今年7月のコパブラジル
http://ameblo.jp/ffcestrela/entry-11897465273.html
結果3勝1敗1分け 21位
11月のコパブラジル
http://ameblo.jp/ffcestrela/entry-11953376591.html
結果 2勝2敗1分け 28~30位
だんだん、しっかりとした試合ができるようになってきましたね。
そして最後のチャレンジとなった今大会。

6年生と4,5年生の2チームに分けて出場。
5年生は
1敗2分けで予選リーグを終え3位トーナメントへ。
3位トーナメントでも勝てず最終試合の決定戦でようやく勝利。
23位でフィニッシュ。1勝3敗2分け。
6年生は予選リーグを1勝1敗1分け 勝ち点4。
4チームすべてが勝ち点で並び、得失点差や総得点でも並んだうちを含めた2チームでの運命の抽選。
抽選の結果、2位通過で2位トーナメントへ。
トーナメント1回戦は先制され、同点に追いつきPKの末勝利。
その後2試合はうまくいかず敗戦となってしまいましたが、最終順位は12位。
過去最高の試合結果となり有終の美を飾ったのでした。
2勝3敗1分け。
中でもうれしかったのは予選最後の試合。
チームでは決して中心選手ではない二人のゴール。
初心者からのチャレンジでこの2年間で成長した翔馬。
サッカーが嫌になって、それでもボールが蹴りたくてフットサルを始めた捷登。
この二人のゴールが最後の大会で見れたのが本当にうれしかったですね。
6年生はこれで卒業です。中学でもチームに残る選手、別のチームでチャレンジをする選手、部活動でサッカーをする選手。進路は様々。
この2年間でみんなでチャレンジしたこと、考えたこと、学んだこと。
スクールウォーズみたいな上がりっぷりはできなかったかもしれませんが
この2年間の成長は、子供たちの努力の賜物。
それらを自信に、新たな道でチャレンジしてほしいと思います。
保護者の皆様におかれましたては、負け続けるチームを温かい目で見守っていただき
我々を信じて大切なお子さんを預けていただいて本当に感謝をしております。
彼らの挑戦は始まったばかり。ようやくスタートラインに立ったぐらいかもしれません。
この2年間ずっと大事にしてきたこと。
子供の成長は個人差があり、大人の考える成長曲線にのせないこと
自分で考え自分で行動できる人間にしていくこと
子供たちのゴールは、もっとずっと先にあります。
すぐにゴールに近づける子もいれば、今はゆっくり少しずつ進んでいる子もいます。
道を間違えそうになったら、そっと方向を指し示してあげ
途中で休憩をしたい子がいたら、また走りだせるまでそばにいてあげる。
そんなことを考えながらの2年間でした。
どうかそんな目線で、子供たちの次のチャレンジを見守ってあげてください。
