今回は3対3+2フリーマンを用いたポゼッションと数的有利不利の練習です。
これは、バルサのカンテラコーチが行っていたものを参考にしたものです。
ハーフコート。図では表現できていませんが、ハーフコートの中にレベルに合わせてグリットを描いてスペースを制限してもいいでしょう。
1番の選手がフリーマンです。色がわかりにくいですが、どちらのフリーマンも自由に使えます。
1)まずはフリーマンを使ってのボールポゼッションです。
タッチ制限などつけてもいいでしょう。
フリーマンの無駄遣いはしないようにコーチングします。
フリーマンの無駄遣いが多いようであれば、たとえば、同じフリーマンは3回連続で使えないなどのルールにします。
2)少し慣れてきたら、笛の合図で、センター側のフリーマンにボールを預けたチームがフリーマンを入れて4人になり4対3でシュートまでいきます。
ゴール側のフリーマンがキーパーになります。
数的有利不利の攻防です。
3)たとえば、パスを何回回したら攻めれるというルールでもいいでしょう。
ここからは自チームでのアレンジです。
4)今度はボールを回しているうちに、フリーマンが横に移動します。
横に移動したフリーマンを使えたら、4対3でシュートまで。
ただし、パス3本でシュートまで行くという条件を付けます。
この条件を付けることで、フリースペースの選手を使った後のシュートのイメージがわきます。
状況を見てスペースを見て、有効に横のフリーマンを使います。
フリーランニングでのパスコースの出現や、ピヴォアラの動き、フィクソのスペースランニングなどの意識が養えるとともに、観察力が付くと思います。
最初から数的有利不利がある練習ではなく、自分たちでその状況を作り出す練習として、非常にいいと思いますので試してみてください。
いろいろなアプリがある中で、あえての作戦ボード。
図からいろいろ想像して、自チームの状況に合わせてアレンジしてみてくださいね。

