勝ち点1の重み | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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昨日は関東女子フットサルリーグ第7節が栃木県南体育館で行われました。
相手は首位のSAICOLOさん。
今シーズンすごい調子がいいですね。

元々サッカーではスペシャルな方が多いチーム。
そこに、フットサルをよく知っている監督が入りの2年目。
かなりチーム力が上がってきています。

今シーズンも得点40、失点6と浦安とともにリーグを引っ張って行ってる2強です。

この試合、自分たちは勝てば上位リーグ、負ければ下位リーグという瀬戸際な試合でした。

関東女子リーグは、前期で1巡して上位4と下位4に分かれます。
下位4に入ると、最高で5位までしか上がれないほか、下2チームに入ると入れ替え戦が待ってます。

ここで上に入るのと下に入るのとで大違いなのです。



さて試合です。
この試合のテーマは、お互いのハイプレスとプレス回避、トランゼッション、そしてセットプレーだと思っておりました。そのため、ここ最近はそのあたりをテーマに練習に取り組んでいました。

試合開始早々、相手にボールをもたれ押し込まれます。
プレスも予想通り高い位置から来ていてなかなか底を回避できない時間帯が続きます。
しかし、セット替え時に少し修正しつつ、徐々に回避ができるようになり相手陣内に押し込める時間帯が増えてきました。前半10分を過ぎたころには、こちらのプレスがはまり始め、相手の陣内での時間帯が増えてきました。そろそろ1点がほしい、そんな時間帯でした。

失点はそんな矢先、エアポケットのように一瞬空いてしまった第2PKより後ろのロングシュート。低い弾道のシュートは、ディフェンスにあたりコースが変わりゴールに。
事故のような1点、でもそこまでのディフェンスの頑張りからすれば、対処もできた1点。
点を失うときはそんなものなのかなという感じでした。

とはいえ、試合展開は五分。こちらのプレスもだいぶかかってきて、プレスに引っかかったり、相手のパスミスで終わるシーンも増えてきました。

後半にはいっても同じ展開のまま残り8分。
キックインから大澤のゴールが決まります。会場がどよめきました。
久々にいいシュートを見ましたね。

あと1点取れば上位リーグ、このままなら下位リーグ。

試合が動いたのは残り4分でした。
ゴール前で交錯したボールが、GKとフィールドの間でふわっと上に浮いたところ。
相手が体勢を崩しながら伸ばした足にボールがあたり、それがゴールに。

これが決勝点になり2-1での敗戦になりました。

この結果、前期は5位でのターン。4位との勝ち点差はわずか1。
ほんのちょっとのようで、本当に大きな勝ち点差1。

この試合、選手は本当によく頑張ってくれたと思います。

見てくれた方からも、いい試合だった、互角な戦いだったって言ってもらえました。
それだけに、勝ちきれなかったのがすごい悔しいですね。

40分間走り続ける、プレスを継続させるためにセット替えは約2分。
それでもやはり、最後は足が止まってしまった選手もいたし、カウンターで走れない選手もいました。

試合後、もっと試合に出たかった、まだ余裕があったという選手もいたようです。
いかに、出ている時間で全力を出せるか。そのあたりもこれからの課題の一つですね。

そしてリーグ5年目にして初めての下位リーグという結果。

監督としての責任を感じます。

チームは上向きになってきたと思います。
それを上位リーグで試せなかったのは残念ですが、まずは目の前の3試合をしっかり戦って、来年も関東リーグの舞台で試合ができるように頑張るしかありません。