フットサルをプレーするうえで必要なこととして「視野の確保」があります。
プレーのプロセスとしての「認知」「決断」「判断」「実行」の中でも「認知」の部分に必要な非常に大事なこと。
よく「顔を上げろ」「ルックアップ」と指示をする光景を見かけますが、これでは不十分で、「顔を上げて何を見るのか」が明確になっていないと「顔を上げるだけ」になってしまいます。
もちろん顔を上げる癖をつけることは重要ではあるので、たとえばリフティングをしながら対面の人とじゃんけんをしたりとか、そういった遊びの中でのトレーニングは様々ありますのである一定の評価はできると思いますが、「顔を上げて」「必要な情報を認知する」という意味では、もっといいトレーニングがないかなと思っておりました。
前置きが長くなりましたが
昨日から、ジュニア・ジュニアユースのトレーニングで、ビブスの代わりに「ハチマキ」を導入してみました。
確かワールドカップのあとあたりだと思いますが、メキシコの育成現場でよく使われている手法だという記事を目にしました。
ビブスより判別がしにくく、上部に位置するハチマキを目印にチーム分けをすることによって、しっかりと顔を上げることと、認知することを意識づけるトレーニングです。
また同時に、パスを受ける前に次のプレー選択肢を見つけておく(パスの仲間を探す、ドリブル突破のスペースを探す など)というコーチングを繰り返し行うことで、意識づけを明確にしようと試みました。
これは前日に、あるスクールを見学させてもらってコーチングからヒントを得たもの。
すぐには効果は出ないと思いますし、その効果の出方も少しずつかもしれませんが、子供たちの意識づけが変わってくるとうれしいなと思います。
ちなみに
特にハチマキをする目的は伝えていないでトレーニングをしましたが、練習終了後に、いつもとの違いを聞くと
「いつもより気合が入りました」
「汗の吸収がよかったです」
という元気な声が返ってきまして、うちの子供たちがますます好きになったのでした。
もちろん、「視野の確保が難しかった」という期待している回答をしてくれた子も何人かいましたので安心しました。
トレーニング道具コスト
100円×5本×4色 2000円也。
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