先週末、全日本女子フットサル選手権埼玉予選が行われました。ようやく整理がついたので時間が経ってしまいましたがブログに書き留めておきます。
予選リーグは3チーム3ブロック。上位1位とワイルドカード1チームで翌日の対戦が決まるレギュレーション。
関東リーグが3チームいる埼玉の場合、このワイルドカードがどこからでるのかが1番気になるところ。
最有力候補の深谷、レストは、サイコロと同じリーグ。サイコロの所からワイルドカードがでると、うちとサイコロが次に当たるが、サイコロが大量得点で勝利したため、うちの所かアヴェントゥーラの所からワイルドカードが出ることに。
2試合目で5点差以上で勝てば、アヴェントゥーラのリーグからワイルドカードが出るため、うちは代表決定戦をワイルドカードと対戦できる。
関東のチームとやるよりはよっぽど良いということで出来ればそこを目指したかったわけだけど、それを選手に伝えるとかえって硬くなるかなと思い、告げずに試合に臨んだ。
結果は5-1。わずか1点及ばず。今思えば、この試合のマネジメントも、他にあったかもしれない。
この結果、代表決定戦の相手はアヴェントゥーラに。リーグ開幕戦で勝利していますが、それまで勝ったことが無い相手。
試合は、前半横パスをカットされて先制を許すが、終了間際素晴らしいサイドの崩しから追いつく。
振り出しに戻った後半、またもやリードを許すが、残り1分をきってから同点に追いつき延長戦に。
試合は両チームがファイトし、激しく、フェアで、素晴らしいゲームになっていた。延長で決まらなければPK。相手はキーパーが本職ではないのでそれもありかなと、よぎる。
延長戦でこの日出場機会が無かった選手をジョーカー的に投入。ディフェンスに難ありだけど、足が速く攻撃的なセンスがあるので、疲れた相手を翻弄できるかなと。
博打みたいなものだが、いい方に回り、何度もチャンスを演出。しかし、なかなかゴールを割れない。
そして、延長後半。サイドからの突破から数的不利を作られ、ゴレイロが弾いた所を押し込まれる。これが決勝点になり、関東大会出場を逃した。
選手は本当によく頑張った。普段組んで無いセットや主力不在の中、チーム全体でしっかり戦えた。
パスミスやトラップミスも目立ってしまい修正できる所はたくさんあるのがこのチームの救い。まだまだ伸びしろたくさん。
若手も少しずつ伸びて来ている。怪我人もほとんど復帰してきた。
今年の目標のひとつである全国大会出場は叶わなかったけど、次の目標に向かい、また進みたい。
二日間、運営をしていただいた連盟、審判、各チーム関係者にも感謝したい。
さて、ひとつだけ気になったことがある。書こうかどうか迷うが前に進むために書いておきたい。審判のこと。
判定に関してはいろいろあるが、ミスは誰でもあるし、最後に決めるのは審判だから終わってしまえば、どうでもいい。
それよりは、その横柄な言動が気になって仕方が無い。言動が、常に上から。コミュニケーションをとろうとすらしない。具体例や、そこで発せられた発言はここでは書かないけど。
なんでそんなに、横柄な、命令口調でやらなければいけないのか。
選手や我々は審判をリスペクトしようとしてる。一緒に試合を作りたいと思ってる。しかし、審判側にそれをまったく感じない。
一体、どこを向いて笛を吹いているのか、なんのために誰のために吹いているのか。上級審判の顔色を伺いながらやってない?
進行もそう。笛を吹きたくて吹きたくて仕方がないんじゃないかな。
キーパーが好セーブをしてキャッチしながら倒れる。なんで起き上がった時にカウントがすでに2まで進んでるのさ。別にずっと倒れているわけでもなく、ただの一連の動作。
キックインもそう。ボールを取りに行って、まだライン際に帰ってきてないのにカウントが始まってる。もちろんわざとゆっくり帰ってきたり、サインを出したりなんてせずにね。
「プレーできる態勢」では全然ないよね。
スポーツには「間」が必要。4秒ルールはフットサルに必要なルールだと思うけど、運用を間違うと、このスポーツの「間」を奪いかねない。
いい試合が台無し。
審判技術は急にはあがらないだろうから諦める。でも態度などは変えられるはず。
問題は、それを指摘できる人がいないのと、それをみた若手の態度も同様になっていくこと。
威厳をもつのと、横柄なのとは違う。ワールドカップなどを見ていると、審判は笑顔で選手と会話してるよね。
審判と選手に、上とか下とかない。役割が違うだけ。
リスペクトワッペンは、「私のことをリスペクトしてくださいね」ってワッペンじゃないよ。
※ご指摘をいただいたので追記
上記に書いてある、ゴレイロのプレーは競技規則では「手や腕もしくは足でコントロール」となっており、現在のルールの解釈ではたとえ倒れていても、キャッチしてればコントロールとみなされ、その瞬間から4秒のカウントが始まるそう。ご指摘ありがとうございます。
このように、選手が感じているものと審判の解釈が違うものがたくさんあります。
そもそも解釈の部分はよく変わりますしね。
なかには選手の勉強不足で競技規則の細かいところをわかっていないということもあるでしょう。
自分が言いたいのは、そういうことも含めてコミュニケーションでいい方向に持っていけるということです。

