自分たちのサッカーの模索 | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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日本対コロンビア、残念ながら1-4で敗れ、日本はドイツ大会と同じ1分2敗で予選リーグ敗退となりました。

まずは、選手及び関係者の皆様お疲れ様でした。

コロンビア戦。非常に楽しませてもらいました。同点に追いついた後ハーフタイム中のワクワク感、久しぶりでしたね。

この試合、非常にアグレッシヴで見ていて面白いサッカーだったと思います。パスミスが目立ったのは、ピッチコンディション、疲労、いろいろあるかと思います。

後半大量失点は前がかりにいった結果。攻撃と守備のリスクバランス。そのあたりのマネジメントが上手く行っていなかった。失点すればそれだけ得点しなければならず、どんどん追い込まれます。勝ちたいからこそまずは守備を。そんなことをあらためて感じました。

今回のワールドカップ。キーワードとして「自分たちのサッカー」というのが聞かれました。コートジボワール戦のあとには、「勝てないくせに何が自分たちのサッカーだ」見たいな批判も多かったように思います。

よく、「試合に勝つこと」と「スタイル」が対比されますよね。これってすごい違和感があります。試合に勝つことは、目的であり、チームのスタイルは、そのための手段だからです。

強豪国はどこも自分たちのスタイルがある。イタリアでもスペインでも、オランダでも、その国の基本コンセプトは変わらない。それは、長い歴史の中で試合に勝つためにその国にあったやり方を模索してきた結果。しかも、それを日々バージョンアップしている。

日本はどうか。

今回のザックジャパンは、今までの代表を見ていく中で、初めて「日本はこういうサッカーを目指していくんだな」というのが見えた代表ではないだろうか。

しかし、それはまだまだ未完成だったということ。

試合はもちろん勝つためにやる。そのために、まずは自分たちがどうやったら勝てるのかを考える。それが「自分たちのスタイル」。それがなくて、ただ4年ごとにチームを作って行く先に未来は見えない。

南アフリカでは、直前に戦術を変更して、結果的にはそれが当たった。
今回よりいい成績も納めることができた。
だけど、それが結果的に4年後につながったのかどうかはどうなんだろう。

「自分たちのサッカー」が「ザックジャパンのサッカー」ではなく「日本のサッカー」と言える日はまだまだ先かもしれないが、その可能性の片鱗は見せてくれた代表だった。

今まで、「弱者のサッカー」でしか戦えなかった代表が、初めて「強者のサッカー」で立ち向かった代表でもあるんじゃないかな。引いて守って、放り込んでみたいなサッカーじゃなく、自分たちで主導権を握れるサッカー。

今回のワールドカップがこの4年間の集大成にならなかったのは本当に残念。

フィジカルやメンタルのピークを持ってこれなかった原因もしっかり検証してもらいたい。

まだまだ日本の挑戦は始まったばかり。
4年後はどういうチームになっているのか。

8年後の中心選手は今自分たちが見ているU-15世代だったりする。
12年後の中心選手は今のゴールデンエイジ。

「自分たちのサッカー」を確立できる日はそう遠くないんじゃないかと思いたい。

イタリアもイングランドもスペインでさえも敗退。
強者が必ずしも勝つわけではないのがサッカー。
だから面白んだと思います。

そして、なんかワールドカップが終わったような雰囲気になっていますが
楽しいのはここから。そこに日本がいないのは残念ですが世界の超一流プレーを堪能しましょう。