「できないこと」なのか「やらない」のか | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

先日は第5回ジュニア交流戦を開催しました。
FCカーニョさん、若葉ウィングスさんありがとうございました。

結果はチームブログにて。

大会終了後、ホワイトボードを使って本日の反省を話し合うミーティングをしてみました。
司会進行も選手たち。
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それぞれが試合の反省を一つずつ挙げ、それの解決方法をみんなで考えるスタイル。
自分の意見を言うというのはすごい大事なことだけど、言える子と言えない子がいる。
自分の意見を口に出すことというのは責任を伴い、しっかり考えないと発言をできない。

これは選手の一人が、別の日のミーティングの時に言っていたことだけど「何も言えないっていうことは何も考えてないんじゃないの?」ということ。

人に頼らず、自ら関与していく。そういう姿勢を子供のうちから鍛えていきたいなと思います。

そして、まだまだほかのメンバーの意見に耳を傾けるというのが苦手。
口が1個で耳が2個あるのは、自分の言うことの2倍相手の話を聞くためだ、なんて金八先生みたいな話をしています。まだまだ響いていないみたいですが。

最近よく言うのは、「やるかやらないかを決めているのは自分」であるということです。
声が出ないんじゃなくて、「声を出さない」と決めているのは自分。
やる気が起きないのではなくて、「やる気を出さないと」決めているのは自分。

「できない」ことと「やらない」ことを分けていく。できないことは、練習をしてできるようにすればいい。でも「やらない」ことは自分自身で「やる」と決めない限りはいつまでたってもやれない。

常に自分と向き合い、答えを自分の中から出していく。そんな選手が育っていくとうれしいですね。それには指導者の忍耐も必要ですね。

ホワイトボードには、「できない」ことと「やらない」ことが並びました。
子供たちがそれに気づいて「やらないこと」を次の練習で修正してくれたらうれしいですね。

ところで結成からもう少しで1年。

こちらは結成当初、初めて大会に出たときの写真。ちなみに初めて出たのがバーモントカップ。
この時のメンバーは3人で残り4人はスクールからの助っ人(のちにめでたく3名はメンバー入り)
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そして、こちらが今回の集合写真。全員がチームのメンバーです。
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1年でようやくここまで。こうみるとだいぶ増えましたね。
この子たちの素晴らしいのは、新しい仲間が増えたときに本当に即日、その日のうちに仲間になれること。子供って素晴らしい。

来年度からはU-10クラスも創設する予定。

育成の指導は責任も伴いますが楽しいですね。子供たちのやる気に負けないように引き続き頑張って行こうと思います。