前回のエントリーでも書きましたが、19日からU-20ワールドカップが日本で行われます。
なでしこフィーバーで沸き、ロンドンオリンピックで盛り上がり、絶妙のタイミングでの開催。
今まででは考えられなかったほどの取り上げで、地上波での放送もあります。
素晴らしいことですね。
なでしこジャパンの活躍は、運ももちろんあると思いますが、そこまでの努力がついに実を結んだということが正しいでしょう。
急に強くなったわけではなく、長い長い地道な取り組みがワールドカップで実を結んだということですね。
以前、秋元康氏が書いていたものを思い出しました。
一部抜粋すると
・どんなに実力があっても運がなければスターになれない
・努力は報われないのではなく、努力は成功するための最低条件
・自分の境遇の悪さをぼやいても仕方ありません
・いつかチャンスの順番が来ると信じなさい
全文はこちらで読んでください。
これ、なでしこジャパンにすごい当てはまるなと。
先日、U-20の壮行試合を見ました。荒削りな部分も多くありますが、やっているサッカー、目指しているサッカーはなでしこジャパンそのものだなと。長期的な強化がしっかり形になっています。
いい選手もたくさんいます。今大会も優勝は十分期待できるのではないでしょうか。
でも、たとえばなでしこフィーバーのあと送り出された、U-20代表が全然ダメだったらどうでしょうか。
なでしこリーグの観客は増えたけど試合はつまらなかったらどうでしょうか。
なでしこジャパンの選手たちが、マスコミ対応ができなかったり、後ろ指差されるような選手が多かったらどうだったでしょうか。
きっかけを作ったのは、運も多分にあるとは思いますが、それを引き寄せて実らせたのは彼女達や、関係する方々の準備と努力ですよね。
さて、そこで考えたのは、フットサル。
11月にはワールドカップがあります。
噂では、カズが招集されるのではという話です。
カズがFリーグに1試合出ただけであのフィーバーです。
ワールドカップに出場するとなれば、さらに大きな扱いになるでしょう。
全試合地上波中継とかもあるかもしれません。
その効果で、フットサルが注目を浴びて、Fリーグの観客が増えたり、フットサルをやる人が増えたりするかもしれません。
まさに、チャンスの順番が到来しているのかもしれません。
一時的には効果があるかもしれません。それは運です。
しかしそれを持続させるのは運ではありません。
そのチャンスをモノにする、準備は出来ていますか?