今日で東日本大震災から1年。
あらためて、亡くなられた多くの皆様のご冥福をお祈りするとともに
被災され、いまだ苦しい生活を強いられている皆様にお見舞い申し上げます。
今日で1年ですが、まだ復興とは程遠い復旧の状態であり
いまだ大きな余震も続き、原子力発電所の問題など大きな問題を抱えています。
この1年を振り返って、自分は何ができただろうと考えます。
多くのチャリティ活動や、募金活動の呼びかけなどをしました。
その裏では、会社を守ること、社員を守ること、家族を守ることに必死でした。
大きなイベントが中止になったりとか、計画停電で営業時間が定まらないとか
夜の営業に対して「不謹慎だ」との苦情のお電話をいただいたりとか
そんな中で、必死にもがき1年を過ごしてきました。
この間、多くの支援活動をしている方を見て、その行動力に素晴らしいと思う一方
自分の無力さも感じていました。
あれから1年がたち
もし、同じようなことが起きたら自分に何ができるのだろうと考えました。
数十年の間には首都直下型地震が起こるといわれています。
東海地震も確実に起こるといわれています。
今の自分にできること。
それは、今を必死に生きること。
そして、次に何か大きな出来事が起き、援助を必要としている方がいるときに
しっかりと手を差し伸べて精一杯手助けができる余裕を蓄えること。
そのために、今日を精一杯生きる。
何気なく過ごしている今日の一日は、生きたくても生きることができなかった
多くの方の大切な1日ですから。