昨日、埼玉県障害者交流センターで行われた、車椅子サッカー大会
「コバトンカップ」を見に行ってきました。
たまたまフェイスブックで情報を見て、少しの時間でしたが会場まで足を運んで正解でした。
今回、はじめてこの競技を見たのですが、奥が深い競技だなと思いました。
簡単にルールを説明します(いただいたパンフレットより)
コートはバスケットボールのコートのサイズで、ボールは32.5センチ。
足でけるにはかなり大きいサイズですね。
選手は4対4(うち1名はゴールキーパー)で行います。
車いすの先端には、フットガードという鉄製の専用バンパーを装着。
ここをつかって、ボールをパスしたり、シュートしたりドリブルしたりします。
試合時間は20分ハーフです。
そして、特徴的なルールとして「2on1」というのがあり、ボールに対して3M以内で関与できるのは各チーム1人までと規制されています。
つまり、常に1対1の状態ということです。
これが結構難しい。試合中もこれのファールは多かったですね。
味方がボールを持つと、寄るのではなく離れてスペースを空ける。
みていたら、あれ?これってフットサルに生かせるななんて思ったりしました(笑)
車いすに乗って行うので、老若男女入り乱れて行われます。
で、結構激しいんですよ。
先ほど説明したバンパー同志でぶつかり合ったり、
敵が動けないようにブロックしたりするんです。
お話を聞いたところ、この日は各チーム混成で行う交流戦だったのでそれほどでもなかったそうですが
本番はもっと激しんだとか。
筋ジストロフィー症など重度の障害を持つ方が多く、車いすを動かすレバーを手で動かす人もいれば、足、アゴなどコントロールしやすいところで、レバーを使ってたくみに車いすを操ります。
知的障害の方、聴覚障害の方、そして今回の車椅子。
様々な方のサッカー、フットサルを見に来ていますが
多くのボランティアの方に支えられて、そして選手は本当に真剣に
そして生き生きと競技に取り組んでいる印象です。
急にはいろいろできないかもしれないけど、こうして現場で見ることで感じることは多いし
いつか何かお手伝いできる機会を作りたいと思いました。
今回大会を主催されていたのは、埼玉の BLACK HAMERSというチーム。
ホームページは こちら です。
ボランティアと、そしてレフリーを募集しているそうです。
実際この日レフリーをしているのは、県リーグなどでも笛を吹いているよく知っている方でした。
埼玉はこの1チームしかいないのですが、レフリーが少なくほかの県から協力してもらっているそうです。
興味のある方は上記のリンクから、代表の金田さんにコンタクトをとってみてください。
