口コミの限界? | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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たまにはフットサル以外の書き込みを。

先日話題になった、「食べログ」の不正書き込みについて。

わかっているだけでも39社見つかったらしい。

時事ドットコム


当然氷山の一角であり、これだけではないだろうし
食べログ以外にも口コミを利用したこういったサイトには
少なからずあるんだろうなというのはみんな思ったはず。

発覚したのは、「いつも繁盛していないのに、急に繁盛しだした」という
ほかの店からの通報だったそうです。

で、すごい疑問に思ったこと。

口コミのマーケティングの利点って「間違った投稿があっても、正しい投稿が増えて最終的には評価が、実態に近くなる」ってとこにあるのではないでしょうか。

だから利用者もそれを信用する。

だけど、今回の例をとってみると、それがなされなかったってこと。

仕組みの中で是正されなかったという事実は、今後のこういったサイト運営にも影響するんじゃないかな。

今後は、いい評価の店もみんな疑ってみるようになるだろうし。

まあ確かに、「ここのラーメン屋はすごくうまい」と連れて行ってもらって
すごいまずければ別だけど、そこそこおいしかったら「すごいうまい店」という評価に
なんとなく納得してしまうかもしれない。

食に関しては基準がないから結構難しいよね。

食べログに限らず、アマゾンのレビューなんかもそうだけど
今後は匿名の口コミを集めた商売は厳しいかもしれませんね。

フェイスブックなど、リアルでのつながり、信用できる人の紹介というような
ものに流れていくんだろうな。


ちょっと話がずれるけど
店頭のショップなどで、女性が集団で買い物をしているとき。

一人がこれかわいいねっていうと、たいてい、全員「かわいい」という。
「そうでもない」という意見は聞こえない。
女性は、友達の意見にはとあえず同調する傾向にある気がする。

フェイスブックの「いいね」ボタンはまさにこんな感じ。

なので、その「いいね」がとりあえずの同調なのか、こころから「いいね」と言っているのか
特にビジネスでフェイスブックを利用するときはいろいろ考えながらやったほうがいいですね。