よいお年をお迎えください | エフネットスポーツ社長日記

エフネットスポーツ社長日記

埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

激動の2011年も間もなく終わりを迎えます。


今年はなんといっても東日本大震災がありました。

多くの尊い命が奪われ、家族や身近な大切な方をなくされた方がいらっしゃいます。

心よりご冥福を祈りいたします。


家を失い、いまだに避難生活を余儀なくされている方など多くの方が苦しんでいらっしゃいます。

一日でも早い被災地の復興とお祈りしています。


弊社でもチャリティフットサルや募金活動などを通じて少ないながらも支援活動を

させていただきました。協力していただいたみなさんに感謝します。


今でも苦しんでいる方が多い中で、こんな話もするのもはばかれますが

震災後は弊社も大変苦しみました。


震災後3日間、売り上げがゼロに近い状態でした。

3月に予定されていたイベントはことごとく中止になりました。

4月からのスクールの募集時期とも重なり、体験スクールなども開催できず新規勧誘に失敗しました。


計画停電の影響で、先の営業が見えない日が続きました。

ナイター営業ができないフットサル場なんて、どこで売り上げを上げればいいんでしょう。


そんな中、もがき苦しみながらなんとか乗り越えてこられたのも

多くの関係者の皆様のご協力と、そして何よりスタッフの頑張りのおかげだと思っています。

本当に感謝しています。


こうしてなんとか年を越せることに感謝いたします。


震災後、横浜FCのカズ選手が「スポーツはなくてはならないものではないけど、あったほうがいいものであると信じている」とコメントしていたのを聞いて、思わず頷きました。


震災後、世界各国からのメッセージがいち早く届いたのはサッカー界でした。

日本でも多くのチャリティマッチが行われ、震災復興に役立つとともに、多くの被災した方や

子供たちの力になっていたと思います。


そんなフットボールを仕事にできていることを誇りに思っています。

自分がしている仕事は、なくてはならない生活必需的なサービスではないかもしれません。


ですが、あったほうがいいサービスだと思っています。


弊社の理念には「フットボールを通じて、人々に夢や感動、喜びを提供する」とあります。

喜び=笑顔だと思います。


フットボールをフックにして、多くの仲間に出会い、そして一緒に笑顔になる。

そんな手助けをしていきたいと思います。


我々にできることはまだまだあるし、しなければいけないこともまだまだあると思います。


FBでこんな書き込みを見つけました。


「あなたの手元に、毎日86400円が自動的に届けられるとします。

それは、だれにでも平等に配られるのです。

そのお金は、貯蓄をすることはできず、翌日に繰り越すこともできません。

今日、使い切らなければなくなってしまうのです。

あなたは、そのお金を必死に使おうとしませんか?


1日は86400秒です。誰にでも平等に与えられています。

貯蓄も繰り越しもできません。

あなたは、その86400秒を必死に使っていますか?」



今日私たちが生きるこの1日、もうすぐ迎える次の1年。

それを迎えたくても迎えられなかった人が大勢いることを、改めて認識した1年です。


来る2012年、必死にもがき、泥だらけになりながら

1日1日を大切に生きていきたいと思います。