考動 | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

「考動」


考えて動くとかくこの言葉、最近好きな言葉です。


特に、最近は指導現場で口にしています。


みなさん、フットサルの時、「考動」していますか?


なぜ、そのプレーを選択するのか

なぜ、そのプレーが有効なのか

他にベストな選択肢は本当にないのか

相手の状況は見たか

味方の状況は見たか

そこから考えて行動をしたか

次に起こりうるプレーは?そのための準備は?

相手がこうだから、こうする

味方がこうだから、こうする


次に、こういうプレーをしたいから、そのためにはこう動いて、フェイクしてここにスペース作って、トラップはこっちの方向にして、でももし相手がこう動いたらその時はこっちの選択肢もできるようにしといて、そのためには味方のポジションも確認しといて・・・


「考動」


突き詰めると、すべてのプレーが考動であるべき。


考える癖をつけると、いろいろと見えてくるものがあるんじゃないかな。


たとえば、ディフェンスの練習をするとき。

自分はまずはオフェンスの気持ちを考えろと言います。


オフェンスとしては、プレッシャーがあるのとないのとどちらが楽か

前を向かせてもらえるのと、向かせてもらえないのとどちらが楽か

この場面でオフェンスならどこのスペースを使いたいか


オフェンスの心理を理解すれば、その嫌なほうをやればいいだけです。


逆にオフェンスの練習をするときはディフェンスの心理を考える。


たとえば、ディフェンスはボールの移動中に寄せるのがまず第1のセオリー。

ということは、パスは早いほうがいいのかゆっくりでもいいのか。


次に狙うのはトラップの瞬間。

トラップは足元に止めたほうがいいのか、動かしたほうがいいのか。


アラで受けて、前を向かれるのと、むかれないのディフェンスはどっちが楽?

裏をどんどんとってくるチームと、横パスばかりのチーム、どっちが楽?

ポジションチェンジが多いのと少ないの、どっちが楽?

目線は?顔の向きは?


こういうプレーをしたほうがいいと教えてられるのと、自分でこういうプレーがいいと考えるのでは、結果は一緒でもそのプレーに対するプロセスが違う。


自分で考えてプレーするというプロセスを常に踏んでいる選手は、成長もはやいし応用もできるよね。


ってことで、あまり意識していない選手は、意識して取り組んでみましょう。