10周年をむかえて | エフネットスポーツ社長日記

エフネットスポーツ社長日記

埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

先日、味の素スタジアムで10周年記念大会を開催しましたが

本日 12月1日が設立日、おかげさまで丸10年が経過しました。


今まで支えてくれた従業員、お客様、取引先の皆様、そして家族に感謝いたします。


2000年12月。私はまだ学生でした。

21世紀が始まるちょうど1か月前です。この日に登記しようと思ったのは

この業界に新しい風を吹き込むという強い決意と、これから始まる新しい世紀(=未来)に

チャレンジしていこうという気持ちからでした。


高校までのサッカー漬けの毎日、みんなでやった朝練のミニゲーム、高校のOBと始めたフットサル、大学で入ったサッカーサークルでの出会い、1週間前に行くと決めて一人で向かったジョホールバル、試験期間中なのに、友人二人で行ったフランス。始めてみたワールドカップと、サッカーに熱狂する世界中の人々。シャンゼリゼ通りの公園でボールを蹴っている光景。


これらすべての経験、目にした風景が、この仕事をしたいと思わせる動機でした。


企業理念とか、立派なものは当時はなく、とにかく「フットボールに恩返しがしたい、みんながフットボールを楽しめる環境を自分の手で作りたい」という思いでした。


カネもコネもない当時は飛び込み営業。

いきなり電話やメールで「大会やらせてください」と。


それで始まったのが、茨城県波崎で行っているサッカー大会や東京ベイフットサルクラブでの大会。東京ベイは、当時はバンフスポーツさんが運営していてS社長には大変お世話になりました。


ご縁があり、東京大学の中のフットサル大会をお手伝いさせていただくことになり

そこから東京大学御殿下記念館でのフットサル大会運営も始まりました。

先日10周年大会で、東大のサークルから色紙をもらってほんと嬉しかったです。


がむしゃらに走った2年間でした。この間休んだのは元旦だけ。

それでも家でPC開いていたから、完全なる休みではなかったですね。


ホームページの作成や更新も全部自分でやっていたし、メール処理も全部自分でやっていたので

とにかく仕事が多かった。パソコンは手放せなかったですね。



3年目に念願だった施設を柏に開業。開業の時は、スタッフHと車に泊まり込みで作業してましたね。

あっそんなH君も本日めでたく入籍。おめでとう!



翌年には、東川口に屋内施設をオープン。ようやく地元埼玉を仕事の中心にすることができました。

埼玉に施設ができたことで、そこを拠点としたクラブチーム作りに着手。

男子チームに加え、昨年からは女子、今年はジュニアユース(まだ3人だけど)も設立しました。


多くの方に支えられてきた10年間。


はたして自分はこの10年を、本当に精いっぱい動いてきたか。

そう考えると、悔いばかりが残る気がします。悔いだらけです、本当に。


あの時こうしていれば、あの時こう動いていれば、もっと違う10年になっていたかもしれません。


しかし、こうして10年目を迎えることができたのも事実。


10年ということを機に、もう一度起業当初の想い、寝食を忘れて取り組んだ熱い気持ち、

何事にもチャレンジしていったチャレンジ精神、これらを思い出したい。


そしてこんな自分と一緒に働いてくれている仲間たちにも、この想いを共有してもらいたい。


ユーザーの需要や嗜好は常に変わっていく。


ただ、この熱い気持ちと行動力さえあれば、どんな要望にもこたえていける会社になれるはず。


生涯スポーツとしてみんながフットボールに参加できる環境を作っていこう。