日刊スポーツより 「広島のPKは誤審 」
J1の第1節、6日の広島-清水で前半3分に広島の佐藤が決めたPKは反スポーツ行為の反則で、得点を認めた岡部拓人主審の誤審だったと、日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長が9日、明らかにした。試合は1-1で成立しているため、判定は覆らない。
この場面を見ていないのですが、記事によると、A選手がボールをセットしPKを蹴る準備をして助走のため、ペナルティエリアから出た後に、ほかの選手が入ってきてPKを蹴ったという。
記事中にもありますがこれは反則。PKを蹴る人間は特定されていなければならないというルールがあります。
ちなみに、キッカーがチョコンと蹴って、ほかの人が入ってきてドリブルシュートをするのはOKです。
で、気になったのはここから。
岡部主審は「何かおかしいと思ったが、清水側も何も言わなかったし、不安だったが、得点は認めた」と話したという。
これはありがち。自分もよくフットサルで審判をやっているときに、「あれ、今のバックパスだよな」と思いつつも、選手みんなが気付かないと、若干不安になったりします。
こういうときのために、審判3人いるはずなんだけどね。まあ、抗議をしない清水の選手もルールを知らなかったんだから仕方ないね。
これを受け、広島の本谷祐一社長は「ルール違反ならその場で判定すべき」と言い、清水の早川巌社長も「ルールブックを理解してやってほしい」と述べた。
いや、確かにそうだけどさ。プロ選手とプロ監督である以上、試合中にだれか気付いてほしかったね。
ルールを理解していないのに、審判批判なんてできないでしょ。
これで思い出したのが小学生のころ。
試合中の相手のPKがポストに当たって、跳ね返ったボールをキッカーが押し込んでゴールを決めた。
これはルール違反なんだけど当時小学生の自分は知らなかった。
そして、うちの監督も知らなかった。
その試合は決勝戦で、結果的にそれが原因で負けた。
あとから、そのルールを指摘された監督に、キャプテンだった自分はこっぴどく怒られた。
ゲンコツ付きだ。「キャプテンであるお前がルールを知らないのが悪い」って感じに。
当時は相当理不尽だと思ったが、今思えばこれは正しい。ゲンコツは余計だが。
審判に文句を言わず、自分のチームの選手を怒った。
まあ、監督自身ルールを知らなかったのは置いといて。
少し脱線したかもしれないが、このニュースを見てなんか違和感を覚えたので書いてみた。
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