あっという間でしたが、まもなくオリンピックも終わりですね。
女子フィギアは生で見れましたが、あとはニュースや録画などで少しずつ。
オリンピックは、普段見る機会がない競技をじっくり見ることができるので楽しいですね。
もちろん、勝った負けた、メダルがどうの、入賞がどうの、いろいろありますが
何より競技そのものの、トップレベルが見れるのがうれしいです。
とはいえ、スポーツですから勝ち負けはあるのですが
残念ながら今回のオリンピックもメダルの数は伸びませんでした。
今回のオリンピックではカナダが大健闘していました。
長野オリンピックではメダルも多かったですし、成績もよかったですよね。
これは、開催国が強いというよりは、自国開催でいい成績を収めさせようという強化の結果なんだろうと思います。国体も同じような感じですよね。
そういった取り組みが、継続すればいいんですけど残念ながら継続しません。
特に日本では、スポーツの地位が低い、予算がとれない。
北京オリンピックの時の直前1年間の各国の強化費のデータを見ると
ドイツ 270億円、アメリカ 165億円、中国120億円、韓国106億円。
そして日本は 27億円。
27億円が高いか安いかは別として、この数字を見るだけで温度差が分かるというもの。
これを各競技団体に割り振っていったら選手個人の強化につながる費用なんてスズメの涙ではないだろうか。
バックアップもたいしてないのに、4年に一回過大な期待をされ、自己ベストを出しても「残念でした」と言われ、終わったらすぐに4年後の話を振られ、服装が悪いとたたかれ・・・
本当に勝手だよな、と思う。
浅田真央のように突如現れる、たぐいまれな才能の持ち主がいるときはそれなりの結果が出るかもしれないが、それを継続していく、新しい選手を育てていくという取り組みをしないと何年たっても結果はいっしょでしょう。
スポーツの地位向上、スポーツ選手の地位向上が進むような国になってほしいです。