相撲協会の理事選挙で、貴乃花親方が当選した。
一門を離脱してまでの立候補、支援する親方も事実上の破門となった。
理事選前は圧倒的不利が予想された。
ある人は「いずれ年功序列で理事が回ってくるのだから、あわてて出る必要がない」と言った。
ある人は「理事になって何ができるんだ?たった一人で何ができるんだ」と言った。
私はそうは思わない。
年功序列で順番を待った人に改革なんてできないだろう。
「一人で何ができるんだ」という考えではいつまでも何もできないだろう。
行動を起こさなければ、誰も応援してくれない。だれも付いてこない。
貴乃花の横綱昇進の言葉 「不惜身命」
事を成し遂げるために身を惜しまない強い信念を持つこと という意味だが
ぜひその気概で頑張ってほしい。
ちなみにこの言葉は、仏道の言葉で、「但惜身命」と続くらしい。
一見相反する言葉のようだが、つまりは「身を惜しまない強い信念で事に向かうからこそ、身を惜しむのだ」ということだろう。
私も自分の信じる道を不惜身命の心で。