少し古い記事になりますが
この記事の中に、フットサル場の可能性が詰まっている気がします。
フットサル場のコアターゲットは20代~30代の大学生・サラリーマン世代。
そうなるとどうしても稼働は平日の夜とか、土日に集中します。
そこを各施設工夫して、平日昼間の稼働についていろいろ考えます。
ママさんフットサルをやってみたり、学生割引をしてみたり。
しかし、それにも限界があります。圧倒的にパイが狭いため稼働率を上げるまでの層がいないからです。
それならば、思い切って他のスポーツの利用に切り替えてみようと思う今日この頃。
一番わかりやすい例は、テニスとの協業。昼間はテニスで夜はフットサルみたいな。
実際取り入れているフットサル場は多いですね。
ただ問題点はテニスに好まれる人工芝と、フットサルに好まれる人工芝に差があること。
たとえば、最近流行のロングパイル人工芝では、テニスは成り立ちません。
そこで出てくるのが「屋外型フィットネスクラブ」という考え方。
幸い、更衣室もシャワー室もあり環境面では最低限の設備は整っています。
多くのスポーツに対応できるだけの広さもあります。
そこでやる種目は、その施設の特性に合ったものを行えばいいでしょう。
常々、フットサル場の進化形はフィットネスクラブであると思っていました。
ただどうしてもフィットネスクラブというと箱モノという印象があり
そこへのハードルは非常に高い印象でした。
しかし記事にあるような内容であれば可能性があるなと。
自社でインストラクターを抱えることができなければ、そのような会社と協業するのもいいでしょう。
フットサルユーザーがフィットネスを利用して体を鍛えたり
フィットネスユーザーがフットサルをしたり。
そんなwin-winな関係を作ることができるとさらに広がっていきそうです。