リスペクト | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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今年から、審判に対して「リスペクトワッペン」なるものが配られ

審判が右腕か左腕にしています。


サッカーもフットサルも共通なのかは知りませんが、とりあえずフットサルでは義務化されています。


デザインも若干微妙(失礼!)ながら、またその着用の意味もあいまいではありますが

ようは、選手も審判もお互いリスペクトして試合に臨もうよ、ということですね。


リスペクトなんて強要されてするようなものでもないので違和感はありますが

選手と審判の関係回復にはいい機会かもしれません。


選手の中には「審判=敵」と考えているような人もいて

言葉遣いもおかしかったり、ジャッジに対して執拗に文句を言うような態度の

選手も見受けられます。


また、審判も妙に高圧的だったり、選手に対する言葉使いがおかしかったり

そんな審判もよく見かけます。


選手も審判も、改善する余地はたくさんあると思いますよ。


審判に目を向けると、自分のジャッジに自信のない人ほど

高圧的な態度をとり、そういった態度を示すことでごまかそうとしている節があります。


もともと、審判というのは試合がスムーズに、安全に進行するために存在して、

その目的を達成する道具として、ルールが存在しているのだと思います。


サッカーではよく言われますが、90分試合をして「あれ?そういえば審判いたっけ?」

ぐらいの存在感のなさが、一番いい審判でしょう。


あたかも「この試合をコントロールしているのは俺だ」のような感じでジャッジをしている人が多いですが、まさしく理想の審判の対極に位置しているんじゃないかなと思います。

審判はあくまで進行役であり、選手の上に立って試合をコントロールする存在ではないと思います。


そんな人のリスペクトワッペン。なんだか「おれのことをリスペクトしなさい」って見えてしまいます。


選手も同じ。

上記のような態度をとる人に限って

実はルールを理解していなかったりします。

そして正当なジャッジに対しても噛みつき、いらつき、フラストレーションがたまり・・・

という悪循環に陥っているパターンが多いです。


ルールを知っているだけでだいぶ変わるんじゃないかな。


いつか、こんなワッペンがなくてもお互いがリスペクトできるようになるといいですね。