今年のFリーグは、選手が大幅に動き、チームの勢力図もだいぶ変わってくるのではないでしょうか。年齢制限の件もありますが、その一つの原因に、各チームの経営状態が思わしくないのも大きな理由の一つでしょう。
今月のフットサルナビの大仁さん(Fリーグ責任者)のインタビュー記事を読みました。
そこで、こんな部分がありました。要約すると「誤算は、各チームが選手にお金を払いすぎていたこと。(中略)遠征費と活動費をチームが持って仕事をしながら活動をするイメージだった」という感じです。
各チーム選手への給料、報酬が経営を圧迫しているという趣旨の発言です。
Fリーグがプロリーグだといまだに勘違いしている方もいると思いますが、全国リーグであってもプロリーグではないし、プロチームは名古屋だけです。
その名古屋が、すごすぎるために各チーム追いつくことはできないまでも、少し背伸びをしすぎた、ということなのでしょうか。
まだまだプロリーグになれるのは相当先。サッカーでもJリーグができる前に、何人かプロ選手が出てきましたが、それも一握りでした。
まずはクラブとしての基盤作りが大事ではないでしょうか。
Jリーグが発足した当時、選手の年俸がいきなりあがりました。
しかし数年して、各チーム経営が苦しくなりその部分が大きく改善されました。
身の丈に合った経営ができるようになったということでしょう。
Fリーグも3年目が契機になるかもしれません。
ただ、選手も生活があります。チームは、「働いていても活動できる環境」をしっかり作る必要があるでしょう。たとえば、平日の昼間に練習をしているチームもありますが、当然一般社会人には無理難題ですよね。そういった部分の改善は必要になってくるのではないでしょうか。
クラブの収入源は、
・入場料収入
・広告費
・リーグからの分配金
・グッズ販売
などが主なものになると思います。
一度に何万人も集められるサッカーと違い、数千人規模のフットサルでは入場料収入もたかが知れてます。招待客などがいればさらに減りますし。
広告費は各チーム営業努力をしていますが、プロ化できるほどのお金を安定的に集めるのは困難でしょう。
分配金も少ないようですし、
グッズ販売の収入はすずめの涙程度でしょう。
ためしに、遠征で使う交通費を2009年度のリーグ日程に基づいて計算したところ、関東圏のチームでも六百万以上は使っています。
もちろん、宿泊費や食事代などもかかりますのでそれだけでも大きな出費です。
練習を週5日行ったとして、使用料は年間で300万(公共の体育館を使ったとして)。
プロ監督を呼べば報酬が、外国人なら通訳の人件費も。
これだけでも、維持するのは相当厳しいのではないですかね。
今後リーグやクラブに期待する項目として少しピックアップしてみました。
・チーム名への企業名解禁
→なでしこリーグやJFLでOKなんですからフットサルもそうすべき。
プロリーグになるときにJと同じにしたらどうでしょうか。
・各チームの広告費の一部をリーグが管理
→たとえば、背中の広告はリーグが買って広告主をあてがうとか。
一定期間はそうすることで各クラブ安定すると思います。
・遠征費の一部をリーグが負担
→JALとかANAとか、もしくはHISなんかでもいいのでリーグスポンサーに
なってもらう
・選手のマネージメントをチームが一括管理
→事業収入の一部に
・移籍金の発生
→選手を育成して、移籍させるというのも一つのクラブとしての形です。
・平日開催を増やす
→たとえば、関東圏同士の試合なら平日夜でもいいのでは。
何万人も集めるサッカーと違い、2000人ぐらいなら集まりそう。
観客の多くはプレイヤーだという統計結果があります。そのプレイヤーは土日は自分の試合が多いですから、尚更いいのではないでしょうか。
と、まあ勝手なことを書いてみましたが、Fリーグが永続的に、そしてさらに盛り上がってくれることを期待しています。