「もち」より「パン」が怖いらしい | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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小学校6年生が給食中にパンをのどに詰まらせ死亡する事故があった。
本当に痛ましく、本人のご冥福とお祈りいたします。

この事件、テレビや新聞で連日取り上げられていたが
とても疑問に思ったのは、学校の責任であるという論調に終始していることだ。

たしかに、学校の管理化の事故ではあるが
なんでもかんでも学校に責任をかぶせ、いわば犯人を特定し
話を終わらせてしまうことを危惧します。

食事のとりかたの基本は、家庭で学ぶことですし
一度にほおばったらのどを詰まらせるなどということは
本来家庭で食事のときに注意をすべきこと。当然今回事故のあった子も
家庭でそのような注意は受けていたのでしょうが。
それでも繰り返してしまうのが子供なんですよね。

テレビなどでやる大食いの番組や早食い競争なんかも
当然影響しているでしょうね。

個人的にああいう番組は嫌いなんでこれを機に見直してほしいくらいです。

ところで、消防庁の発表によると平成18~19年の2年間だけで都内で
135人がのどにパンを詰まらせ、うち8人が死亡、42人が重体になったそうです。その数は「もち」を上回るそうです。
パンは柔らかいと思って油断すると取り返しのつかないことになりますね。

ちなみに、パンをのどに詰まらせたとき、水で流し込んでしまえと
思うかもしれませんが、少量のパンであれば問題ないようですが
たくさん詰まってしまったとき、水を流し込むとパンが固くなって
より詰まってしまい症状を悪化させてしまうそうです。

特に小さいお子さんがいる家庭では気をつけましょう。