昨日は久しぶりに大学リーグの会場へ。
1試合だけでしたがじっくり試合を見させていただきました。
問題のシーンは6-1という一方的展開のときに起きました。
相手攻撃選手とGKが軽い接触があった次の瞬間、
GKが相手選手を蹴飛ばしました。
振りぬいたというよりは、審判に見えない程度に。
もちろん審判は見ていて一発退場。
サッカー・フットサルでは報復行為は一発退場というルールがあります。
そもそも最初の接触は試合中なら当然起こりうる些細なこと。
そのようなことにイライラして相手を蹴るような選手はピッチにたつ資格がありません。
このチーム、GKは1人だけでした。当然フィールドの選手がGKをやることに。
試合の流れは一気に変わり、終わってみれば7-7の同点になりました。
たった一人の無駄な行為が試合を台無しにしてしまったでしょう。
それを見て、スタッフの中では「あんな選手まだいたんだね」という会話に
なりました。この仕事を始めたころはよくそういう場面を見ていたので。
そして夜。
ワールドカップアジア3次予選をテレビ観戦。
サッカー日本代表にも同じような選手がいました。
大久保選手が報復行為で一発退場。正直、またやったかという感じです。
個人的に彼のプレーは好きですが、どんなにうまくてもあれをやってしまう選手は
日の丸をつけて欲しくないですね。
昨日はどれだけの子どもが試合を見ていたでしょうか。
そんな彼らはどういう目であの場面を見ていたのでしょうか。
日の丸をつけて戦うことの意味を考えて欲しいと思います。