一瞬長野県警のパレードかと思いました。。。
長野の聖火リレーが本日行われました。
心配していたとおり、チベット支援者、中国支援者の双方が集まり
右翼や野次馬も群がり、混乱のリレーとなりましたね。
欽ちゃんに物が投げ込まれたり、一般のランナーに卵が投げ込まれたり
様々な騒動があったようです。
朝テレビで長野オリンピックのときの聖火リレーの様子が放映されていましたが
とてもじゃないですが同じイベントとは思えません。
非常にがっかりしました。
まずはチベットの人権問題を訴えている人たち。
チベットの最高指導者であるダライ・ラマ氏はオリンピックの開催を
賛成の立場をとっていますし、暴力を伴う抗議活動に対して
批判の立場を表明しています。
もちろん、深刻な問題だと思いますし、聖火リレーのような注目を集める場で
抗議活動をすることを否定するつもりはありませんが
聖火を運ぶ人たちに危害を加え、楽しみにしている人たちの気持ちを
踏みにじる行為では決して世界の賛同は得られません。
皆さんが訴える「人権問題」の「人権」とはそもそもなんなのか
考えたほうがいいでしょう。
そして対立するように何千人も集まった中国人留学生達。
自分達の手で、聖火リレーを台無しにしてしまいましたね。
騒ぎを大きくしただけです。
国威掲揚は自分の国に帰ってやってください。
今回どなたが扇動して動員したのかは知りませんが
今回の行動に対して世界各国だれからも支持は得られないでしょう。
力に対して力で対抗しようとする行為は
成熟した国がやる行為ではないと思います。
まずは中国側とチベット側による早期の話し合い実現を願います。