暫定税率撤廃 | エフネットスポーツ社長日記

エフネットスポーツ社長日記

埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

とうとう、昨日期限切れとなったガソリン税。
昨日からテレビではこの話題で持ちきりですね。
レポーターがガソリンスタンドに取材に行き、午前0時を待って
インタビュー、どこのチャンネルでも同じような内容。
このマスコミの取り上げの仕方に非常に違和感を感じています。

ガソリンが安くなって、長い車列を作ってガソリンスタンドに向かっている
映像がよくでていますが、何をそんなに焦っているのでしょうか。
マスコミに踊らされているとしか思いません。
ガソリンって、満タンにしても量にしたらたかが知れているわけで
わざわざ夜中に並んでするほどでもないと思いますが。
少なくとも1ヶ月ぐらいはこの値段が続くわけですから。

ガソリン税撤廃がいいのか悪いのかというのは短絡的な問題ではないので
容易く答えられる問題ではないと思います。
消費者の立場からすれば安いに越したことはないのですが、
長い目で見てそれが正解かどうかは怪しいところです。

むしろ問題は暫定と言う名のもとに、30年以上も引っ張ってきたことが
問題だろう。地方自治体の多くは、この財源を当てにして予算を編成しているし
更に言えば、借金の返済に充てている自治体も多いようだ。
暫定の税金を借金返済に充ててきた30数年、冷静に考えれば恐ろしい話ですよね。
いつかは切れる暫定に頼っていたと言う構造を見直すいい機会なのかもしれません。

ところで、何気なくテレビを見ていた中で思わず笑ってしまったのが
あるガソリンスタンド店長へのインタビュー。
リポーター「どうですか、まもなく期限切れになりそうですが」
店長「対応に困りますね。そもそも暫定税率なんて、最近知った言葉ですから」


えっ?店長なのに知らなかったの?
思わず吹いてしまいました。。。