mankillers

監督:デヴィッド・A・プライアー
音楽:マーク・マンシーナ、スティーヴン・マクリントック
出演:エド・バーンズ、ゲイル・フィッシャー、エディ・ウィリアムズ、クレイグ・アラン、リジー・ボーデン、ジョン・ケリー、ブライアン・オコナー

 

 

 

今夜は1980年代のB級女囚コマンドものをご紹介。

ストーリーは、CIAの女性エージェントが、麻薬組織と女性人身売買を手がけるドンを暗殺するため、

コロンビアで活動できる女性だけの特殊部隊を組織することになります。

ミッション成功のあかつきには無罪放免という条件で女囚を集めて訓練を始めますが、

女囚たちは殺人、強盗などで服役する札付きの悪党ばかりで、訓練はなかなか進まず・・・というお話。

12人の女性特殊部隊が活躍するという、なんか特攻大作戦の女性版みたいなストーリーです。

「チェーンヒート」でも女囚役をやってたエディ・ウィリアムズが出ています。

展開もユルく、ミッション自体にも緊迫感はありません。

組織の連中に捕まっても、簡単に逃げ出せそうな環境に置かれます。

ビチビチのホットパンツ姿の女囚たちが活躍しますので、ホットパンツ好きな方にはオススメです。

こんなよくある設定のお話なので、サクッと観れるように上映時間は88分とコンパクトにまとめてあります。

 

 

 

 

音楽は、マーク・マンシーナとスティーヴン・マクリントック。

テーマ曲は、いかにも80年代な音のシンセとドラム、ベースは打ち込みで、それにエレキギターを被せた曲。

エレキがこれでもかとソロ弾きまくりなのもこの時代ならでは。

この曲は主題歌にもなっていて、スティーヴン・マクリントックが歌ってます。

曲が始まる時の「ドドタッ」というドラムのフィルが、時代を感じさせます。

今はこんなフィル入れる人いないと思いますが、これ、メチャクチャカッコ悪い。

マーク・マンシーナが「スピード」のスコアなどでブレイクする前の作品なので、

全体的にかなりチープなスコアです。

こんな作品も手がけてたんだとビックリ。

劇伴は、チープなシンセでストリングスを表現しているので、

B級アクションやB級ホラーによくある安いスコアのニオいがプンプンです。

劇伴の大半は暗い曲調のものばかりで、たまにテーマ曲のバリエーションが入る時だけ元気がいいです。

サントラは、現在ダウンロード版が入手可能です。