ACE VENTURA: PET DETECTIVE
監督:トム・シャドヤック
音楽:アイラ・ニューボーン
出演:ジム・キャリー、コートニー・コックス、ショーン・ヤング、ダン・マリノ、トーン・ロック、ジョン・カポダイス、ウド・キア、レイノール・シェイン
1994年 アメリカ映画



ジム・キャリーの記念すべき主演第1作。
ジム・キャリーに好き放題させて作った映画だそうで、
アメリカではヒットしてアニメシリーズも製作されたようですが、
彼のカートゥーン・ネットワークばりのハイテンションな演技と顔芸に耐性が無い方にはちょっとキツイかもしれません。

ストーリーは、行方不明のペット探し専門の探偵が、アメフトチームのマスコットになっているイルカが何者かに盗まれ、捜索を依頼されたことから騒動に巻き込まれる・・・というお話。

ジム・キャリーは、デビュー作品にしていきなり同年のラジー賞最低新人賞を受賞していますが、やはりアメリカでの人気から続篇が製作されています。

そういえば、劇中、ショーン・ヤングが役者魂全開ですごいことになるシーンがあります。

なにかとお騒がせな女優さんでしたが、キレイな人だけにギャップがすごかった 笑。






音楽は、アイラ・ニューボーン。
スコアのベースになっているのはハードロック。
エレキギターのソロもガンガンに入るし、誰が弾いてるんだろうなあ。
もしかしてスティーヴ・スティーヴンスかなあ。
スコアのほとんどがインストのハードロックで、
たまにストリングスが顔を出すスタイル。
ハードロック世代のおっさんにはとても楽しいスコアとなっています。
センチメンタルなスコアも、泣きのギターがリードを取っています。
バンドスタイルにストリングスをかぶせたという印象の強い編成です。
そんな中で、勇壮なマーチ調のスコアも1曲あって面白いアクセントになっています。
たまに挿入されるベンベンいうシンセベースは時代を感じさせます。
ちなみに、おっさんはベースのスラップをシンセで表現したベンベンな音が苦手です。(^_^;)

(ジョン・カーペンターのベンベンは好きなんですが・・・)
サントラは、公開当時にコンピレーション盤が発売され、
スコアとTone Rock、Steve Stevens、Robert John、Cannibal Corpseの楽曲が収録され、
スパイ大作戦のテーマもちょっぴり入ってました。
現在では、コンピレーション盤に収録されていたスコアに加えて、
劇中、ジム・キャリーがしゃべった一言5本を追加した
26分のダウンロード版が発売されています。