WESTWORLD
監督: マイケル・クライトン
音楽: フレッド・カーリン 
出演: ユル・ブリンナー,リチャード・ベンジャミン,ジェームズ・ブローリン,ノーマン・バートールド,アラン・オッペンハイマー
1973年 アメリカ映画

 

 

・・・本日は過去3作品まとめて紹介した記事をばらして単品でご紹介。



 

 

最新ロボットを使った様々なアトラクションが売りの遊園地で,ある日突然ロボットの反乱が起きるというSFサスペンス。
マイケル・クライトンが脚本・監督を兼ねています。
ガンマン型のロボットを演じるユル・ブリンナーが「荒野の7人」と同じコスチュームで出てきたときにはニンマリさせられました。
子供の頃初めてTVで観た時は,ユル・ブリンナーの顔がはずれて中に機械がびっしり詰まっていたの驚いたものです。
本作には「未来世界」という続編があります。

 



 

音楽はフレッド・カーリン。
一部でかなりコアなファンのいる作曲家で,最近になってアメリカで彼の70年代作品がリイシューされています。(「未来世界」、「レッド・ムーン」等)
個人的には,TVミニシリーズの「将軍アイク」が音源化されて欲しいと熱望しています。
西部劇の世界を表現したアトラクションが出てくるので,ウェスタン調の音楽が中心です。
その中でもテーマ曲がすごくいい感じです。
バンジョーやくたびれた音のバイオリン,ホンキートンク・ピアノを中心とした演奏による
のどかなウェスタンミュージックです。
SFだけに、シンセサイザーを使った当時としては斬新なノイズ系の曲もあります(^_^;)。

 サントラは、公開当時にLPが発売され、その後、今は亡きChapter3レーベルから、CDが発売されました。

さらに、FMSのシルバー・エイジ・クラシック・シリーズから、「殺しのカルテ」、「コーマ」とカップリングになった2枚組CDが3000枚限定発売されました。マイケル・クライトンつながりの作品集です。

本作品からは、オリジナルLPより4曲多い全14曲40分が収録されました。



・・・・と、ここまでが過去記事。
現在では、CDは廃盤ですが、ダウンロード版が発売されており、Amazonで購入できます。
ちなみに、本作品は2016年にJ・J・エイブラムスの手によってアメリカでテレビシリーズ化されています。こっちの方はラミン・ジャワディが音楽を担当しています。