GANGSTER SQUAD
監督:ルーベン・フライシャー
音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
出演:ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ショーン・ペン、ニック・ノルティ、エマ・ストーン、アンソニー・マッキー、ジョヴァンニ・リビシ、マイケル・ペーニャ、ロバート・パトリック、ミレイユ・イーノス、サリヴァン・ステイプルトン
2012年 アメリカ映画


「ゾンビランド」や「ヴェノム」のルーベン・フライシャー監督によるクライムアクション。
おっさんは、本作品のようなそれなりのキャストを集めてるのに身も蓋もないタイトルが付けられたB級アクションが大好物 笑。
実在のギャングのボス、ミッキー・コーエンに立ち向かう6人のはみ出し警官の姿を描いていて、
設定が「アンタッチャブル」に激似ですが、気にしない、気にしない。
キャストは、ご覧の通り豪華です。
ストーリーは、1940年代、ギャングに街を牛耳られ、不正や汚職が蔓延するロサンゼルスを舞台に、
市警本部長の特命で結成されたはみ出し者の警官6人のチームが、
警官バッジを外して裏社会に潜入し、ギャング顔負けの手段でギャングの一掃に立ち上がる・・・・というお話。
まあ、どこまでが史実なのか分かりませんが、アクション映画は面白ければいいのです 笑。
その辺をいちいち追求していては、B級アクションは楽しめません。
豪華キャストの割に、ストーリーに深みがない・・・それもB級の醍醐味です。
ギャングとの銃撃戦があって、カーアクションがあって、取ってつけたようなロマンスがあって、
娯楽アクションの要素がすべて詰まったB級アクションの佳作です 笑。



音楽は、スティーヴ・ジャブロンスキー。
いつものようにオケと打ち込みのハイブリッドスコアですが、
最近の味気ないアクション・スコア群の中では聴きどころのある作品だと思います。
(といっても、8年も前の作品ですが 笑)
タイトル・トラックは、本編もそうでしたが、明らかに「アンタッチャブル」を意識していて、
低音のピアノをガンガン鳴らす「アンタッチャブル」風の音になっています。

でも、これはこれでなかなかカッコいい。

モチーフは一応ありますが、劇伴の中ではさほど活用されていません。
アクション・スコアは、前のめりでスリリングな展開が心地よい。
さらに、トランフォーマー・シリーズでもお馴染みの図太いブラスセクションが登場し、
一瞬、史劇かSFロボットアクションかと錯覚するスケール感があります。
サントラは、CDとダウンロードの2種類が発売されていて、どちらも同内容です。
なお、スコア盤とは別に、歌モノを集めたインスパイア盤がありますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

これは、インスパイア盤です。

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