FRIDAY THE 13TH PART VI: JASON LIVES!
監督:トム・マクローリン
音楽:ハリー・マンフレディーニ
出演:トム・マシューズ、ジェニファー・クック、デヴィッド・ケーガン、レニー・ジョーンズ、ケリー・ヌーナン、C・J・グレアム、トニー・ゴールドウィン
1986年 アメリカ映画




「13日の金曜日」は、4作目「完結編」で一度は終了したはずでしたが、「新」という番外編を経て再開しています。

今夜は再スタートとなった第6作目をご紹介。
今回は、いきなりトミー青年が余計な事をして、落雷に打たれたジェイソンの死体がゾンビ化して蘇ります。
ジェイソンは、ここから文字通り不死身になるのでした。
ストーリーは、トミー青年がジェイソンを完全に亡き者とするため墓に眠る死体を焼却しようとしますが、
突然の落雷がジェイソンを直撃、あろうことかジェイソンが復活してしまいます。
トミー青年は、保安官にジェイソンの復活を伝えますが、相手にされません。
不死身の怪物として復活したジェイソンは、その隙に次々と殺戮を繰り返していく・・・・というお話。
本作品は、それまでのジワジワと怖がらせる殺人鬼ものから、
ホラー・アクションに趣向が変わってしまっています。

そのため、ジェイソンもバンバン出てくるし、クライマックス対決も結構派手になっています。







音楽は、「13金」シリーズではお馴染みのハリー・マンフレディーニ。
今回は、いつもの”Kill,Kill,Mam Mam”をあしらったサスペンスフルなスコアは抑え気味です。
その代りアクションの強い映像がスコアにも影響しています。
シリーズでは珍しくミリタリー調のスネアを取り入れたコミカルな戦争映画風のスコアまで登場します。
劇伴全体を通じて、アクションスコアの色彩が強い印象です。
さらに、本作品では「シャイニング」(1980)のテーマでも使われた、
あのメロをアレンジしたフレーズが随所に出てきます。
これ、元ネタはクラシックだったっけ?(すみません、思い出せません)
また、本作品のエンディングでは、Alice Cooperの”He's Back(The Man Behind The Mask)”が 流れます。
この曲は、この映画の主題歌扱いになっていて、Alice Cooperのアルバム”Constrictor”のラストに収録されています。
曲のイントロに、例の”Kill,Kill,Mam Mam”が入っているところがまたニクい。

スコア盤のサントラは、公開時には発売されませんでしたが、2012年に米la-la-landレーベルから1300枚限定で発売された「13金」シリーズ6作品のサントラBoxセットに収録されていました。

その後、2019年11月に、同レーベルからバラ売りもされています。



これはアナログ盤のようです。

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