・・・・今日は過去記事です。
SUPERMAN IV: THE QUEST FOR PEACE
監督:シドニー・J・フューリー
音楽:ジョン・ウィリアムズ、アレクサンダー・カレッジ
出演:クリストファー・リーヴ、マーゴット・キダー、ジーン・ハックマン、ジャッキー・クーパー、マーク・マクルーア、ジョン・クライヤー、サム・ワナメイカー、マリエル・ヘミングウェイ、マーク・ピロー、スザンナ・ヨーク
1987年 アメリカ映画
クリストファー・リーヴのスーパーマンシリーズ中、最もショボいと言われる1本。
この作品がこんなになってしまった最大の原因は、
製作がメナハム・ゴーラン&ヨーラン・グローバスのキャノン・フィルムにバトンタッチしたこと。
キャノン・フィルムといえばB級ムービーの殿堂ともいえる会社。
このため、スーパーマンもまるでパチモン・ムービーのような作りになってしまっています。
上映時間もたったの90分・・・あまりにいさぎよさにビックリ。
それにしても、敵キャラ、ニュークリアマンのショボいこと。
金髪の変なおっさんが最強の敵だそうです。
とはいえ、普段パチモン慣れしているおっさんとしては、
この程度はまだまだ十分許容範囲内。
個人的には結構気に入ってたりします。
主要なキャストは変わってないので、キャノン・フィルム作品にしては
超豪華なメンツがそろった形になってます。
ストーリーは、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーが太陽光をエネルギーとして活動する超人ニュークリアマンを作り出して、スーパーマンと戦わせる・・・・というほんとしょ~もない内容。
ニュークリアマンのコスチュームもダサダサで、
今の若い人たちにはとても見せられません。
音楽は、ジョン・ウィリアムズ・・・とクレジットされていますが、
どうやらジョン・ウィリアムズが作曲したスコアのパーツを使ってますが、
アレクサンダー・カレッジが編曲・指揮してるようです。
そのため、オケのスケールも大幅ダウン。
テーマ曲も結構カスカスです。「2」のケン・ソーンよりもカスカス。
とはいえ、スコア自体はウィリアムズが作曲したもともとの素材が良いし、
馴染み深いメロなので、劇伴の多才なアレンジもあって案外楽しめます。
最初、オケがしょぼいなあと思いますが、聴いているうちにだんだん慣れてきます。
特にアクションシーンのスコアは堂々たる演奏を聴かせます。
スコアの中に、ノスタルジックでムーディーなサックスが入る部分があって、
このあたりはジョン・ウィリアムズのスコアには無かったような気がします。
アレクサンダー・カレッジのオリジナルなのかなあ。
サントラは、公開当時は発売されませんでしたが、
FSMから究極のスーパーマン8枚組BOXが発売されましたが、その中にCD2枚分のボリュームで収録されています。
2枚組ですが、今のSFのサントラに比べると非常に聴きやすくて、キャッチーな内容になっています。
これ、単独でリリースすればいいのに。
・・・・・ここまでが、過去記事。
なんと、Amazonでは本作品のサントラが単独でダウンロードできるようになっています。
CD2枚組のボリュームなのに、たった1500円というお買い得版。
カスだったらどうしようと、不安な方は視聴も出来ますので、ご安心を。
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