REVENGE OF THE PINK PANTHER
監督: ブレイク・エドワーズ 
音楽: ヘンリー・マンシーニ  
出演: ピーター・セラーズ、ハーバート・ロム、バート・クウォーク、ダイアン・キャノン、ロバート・ウェッバー、 ロバート・ロジア 
1978年 イギリス映画

 
ご存知ピンク・パンサー・シリーズの第4弾です。
スティーヴ・マーティンの新シリーズも好きなのですが、やはりオリジナルにはかなわないかなあ。
今回のクルーゾー警部は、国際マフィアの抗争に巻き込まれ、命を狙われるという設定になっています。

ストーリーは、マフィアから命を狙われることになったクルーゾーが、本人は全く無意識のうちに刺客を次々と返り討ちにしていきます。

アメリカとフランスのマフィアの抗争を追うクルーゾーは、弟子のケイトーとともに香港までやってきますが、

そこでもバタバタと騒動を繰り広げる・・・・・というお話。

「3」で、秘密兵器の光線を浴びて消滅してしまったはずの、ドレフィスがまた復活しています。
今回は、クルーゾーのせいで発症した心の病も癒えて、職場復帰を果たそうとしたドレフィスですが、
またまたクルーゾーと出くわして、ショックで卒倒したり、ややこしいことになります。
ケイトーとのドタバタもヒートアップしてます。

この2人の掛け合いが面白すぎる。
 今回は「変装編」とも言える内容で、劇中でクルーゾーがいろんな変装を見せます。
 



音楽は、ヘンリー・マンシーニ。
当時流行したディスコを大胆に導入して、それまでのジャズぽいテーマがディスコに変身しています。
テーマの邦題も、それっぽく「ピンク・パンサー’78」なんていうディスコ調のタイトルが付けられていました。
曲中、エレキギターのソロも挿入されていて、ちょぴりハードな印象も。
このディスコタッチは、他に「旧知との遭遇(悪ノリで「未知との遭遇」をもじってます)」という怪しい雰囲気の曲でも使われています。
その他、香港でのドタバタもあるので、中華風なトラックもあって楽しい。
サントラ盤は、米EMIからCDが出ていましたが、知らない間に廃盤になっていたようです。
そんな中で、2012年にスペインのQuartetレーベルから1500枚限定で長尺盤が発売されました。
従来のEMI盤のトラックに加えてフィルム・バージョンが追加されていて、LP=EMI盤では12曲だったところ、15曲も追加され70分収録されています。
「ピンク・パンサー5」でも感じたことですが、この人のサントラは再アレンジ・再録音のすっきり聴きやすいアルバムのイメージが強いので、オリジナルの劇伴が入ると、LPバージョンのトラックとの落差を強く感じてしまいます。
決して劇伴の出来が悪いわけではないのですが、LPトラックのインパクトが強すぎて、劇伴が色褪せてしまうのが惜しい。
アルバムは一応ステレオ音源ですが、フィルム・バージョンのテーマ曲のみ、なぜかモノラルになっているのが残念。
このトラックのみステレオ音源は無かったのかも知れませんね。

 

 

以下はEMI盤と思われます

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