ROOSTER COGBURN
監督: スチュアート・ミラー  
音楽: ローレンス・ローゼンタール  
出演: ジョン・ウェイン、キャサリン・ヘプバーン、ストローザー・マーティン、リチャード・ジョーダン、アンソニー・ザーブ、ジョン・マッキンタイア、ポール・コスロ
1976年 アメリカ




平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。





ジョン・ウェイン晩期の、ほのぼのとしたアクション・ウェスタン。
「勇気ある追跡」のキャラ、片目にアイパッチの保安官ルースター・コグバーンが出てくる続編的な作品。
ジョン・ウェインはもうこのころはガンがかなり進行していたみたいですが、
悲壮感など微塵もない明るいウェスタンに仕上がっていて素晴らしい。
今回は、キャサリン・ヘップバーンとの掛け合いがすごく面白くて、
夫婦漫才でも見せられているような感覚に陥ります。
これが初共演だなんて信じられません。
アクションもそこそこあって、今回はガトリングガンが活躍します。
ストーリーは、片目の保安官コグバーンが、盗まれたニトログリセリンを追って悪党一味を追いかけます。
その道中で、一味に対する仇討ちを心に誓う宣教師のばあさんとインディアンの少年と合流し、
一緒に悪党の追撃に向かう・・・・・というお話です。







音楽は、ローレンス・ローゼンタール。
これまた、正規盤でサントラは発売されていない、隠れた名スコア。
ダイナミックで親しみやすいメロのテーマ曲が素晴らしい。
これに歌をくっつけて主題歌を作ってもいいくらいキャッチーです。
それにしても、70年代のジョン・ウェインの西部劇って、
どんな作曲家が手がけてもなんとなくエルマー・バーンスタイン風になるのが面白い。
もうイメージが定着してて、製作側が作曲家に「バーンスタイン風」にって注文つけてたのかもなあ。
でも、個人的にはバーンスタインのウェスタン・スコアは大好きなので大歓迎です。

サントラは、公開当時は発売されず、独Bears Familyレーベルから出たジョン・ウェイン「BOXセット10枚組」にメイン・タイトルとエンド・タイトルをくっつけた3分強のスコアが収録されていました。

ただ、残念なことにフィルム落としのモノラル音源でした。

その後、2019年に米Vareseレーベルから1500枚限定のDeluxe EditionでサントラCDが発売されました。

しっかりステレオ収録されていて、音質も申し分ありません。

CDのブックレットで初めて知ったのですが、演奏はハリウッド・シンフォニーでした。

残念ながら、今ではAmazonで検索してもヒットしないので、

ちょっと入手が難しいかも知れませんがオススメの1枚です。

これで、70年代のジョン・ウェイン作品でサントラが出てないのは「チザム」だけだなあ。

「チザム」もサントラCD出ないかなあ。





・・・と、ここまでが過去記事。

現在では、ダウンロード版も入手可能になっていますので、手軽に音源を楽しむことができるようになったいます。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)

よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

  ↓

にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村