JOHN WICK: CHAPTER 3 - PARABELLUM
監督:チャド・スタエルスキ
音楽:タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
出演:キアヌ・リーヴス、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、マーク・ダカスコス、エイジア・ケイト・ディロン、ランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストン、ジェローム・フリン
2019年 アメリカ映画

キアヌ・リーヴスが無敵の元殺し屋を演じて大ヒットしたジョン・ウィック・シリーズの最新作。
前作から打って変わって今度はひたすら追われる身になります。
ストーリーは、伝説の元殺し屋ジョンが、組織の聖域「コンチネンタルホテル」で禁じられていた殺しをやってしまったことから、犯罪組織「主席連合」から1400万ドルの賞金を懸けられて追われることになります。あちこちから刺客が襲い掛かり、ジョンは命からがら助けを求めてモロッコへ渡りますが・・・・というお話。

本シリーズの最大の見所は、殴り合いの途中で至近距離から脳天やボディに拳銃を撃ち込む独特のファイトシーン。
「3」ではさらに磨きがかかり、キレキレの目にも止まらぬアクションが展開します。
さらに今回は、犬2匹との連携プレーによるハル・ベリーのガン・アクションも見ものです。
本作品は、これでもかとアクションシーンが詰め込まれていますが、
上映時間が130分もあるのでかなりお腹いっぱいになります。
しかし、B級アクション好きなおっさんとしては、
こういうストーリーよりもファイトシーン重視のクライム・アクションは大賛成です 笑。
監督は、シリーズ全作を手掛けるチャド・スタエルスキ。
もともとスタントマンだったそうで、
この映画の独特のアクションの切れ味は監督の手腕によるところが大きいんでしょうね。
    


音楽は、タイラー・ベイツとジョエル・J・リチャード。
3作を通じてこの2人がスコアを担当しています。
そのため、モチーフが全作で共通していて好感が持てます。
もともとロック調のスコアが多いシリーズだったのですが、
3作目ともなるとスコアも全体的にパワーアップ。
デジロック調のリズムを強化したハイエナジースコアが目白押しです。
アドレナリン出まくりの怒涛のアクションスコアがカッコいい。
インダストリアルな風合いもあるハードボイルド・アクション・スコアの最新型という感じでしょうか。
劇場でバレエのレッスンを行うシーンに流れるクラシックとロックを融合させたようなたBGMも、
既成曲ではなくタイラー・ベイツとジョエル・J・リチャードのスコアになります。
さらに、ヴィヴァルディの「四季」をデジロック調にした面白スコアも入っています。
シリーズを通じて、ロック世代にも十分ウケるパワフルなスコアです。
サントラは、これまた嬉しいことにCDとダウンロードの2種類が出ています。

 

 

 

 

 

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