・・・平日ですが、思い付きで過去記事をアップデート。

ERAGON
監督: シュテフェン・ファンマイアー
音楽: パトリック・ドイル
出演: エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シエンナ・ギロリー、ロバート・カーライル、ジャイモン・フンスー、ジョン・マルコヴィッチ、ギャレット・ヘドランド、ゲイリー・ルイス、ジョス・ストーン、クリストファー・イーガン
2006年 アメリカ映画

 
ベストセラーになったクリストファー・パオリーニのファンタジー小説3部作を映画化した作品。
これはその第1部にあたるエピソードを描いています。
監督は元々ILMのSFXマンだったシュテファン・ファンマイアーで、本作が監督デビューとなったのですが、残念ながら、その後監督作品はありません。
「ダイバージェントFINAL」で、視覚効果監修を手掛けているようです。
新人監督だけあって展開が早すぎたり、ストーリーが薄味だったり、ドラゴンの描写がイマイチだったりと難点は多々あります。
お話は邪悪な力支配された世界を少年とドラゴンが救うために冒険を繰り広げるという内容。
ほとんどSWのような展開でありきたりな話なので、あんまり期待しすぎるとがっかりします。
でも、ジェレミー・アイアンズ、ロバート・カーライル、ジョン・マルコビッチと、主役級3人を集めるとこはスゴイなあと変なところで感心。
クライマックスの戦闘シーンもかなり頑張ってます。
続編を予感させるような終わり方だったのですが、健闘も空しくそれっきりのようです。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」と同じパターンか・・・・。

 

音楽は、パトリック・ドイル。
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に引き続いてファンタジーものを手がけています。
パトリック・ドイルの作品って、だいたいにハズレがありません。
本格的なオケスコアを提供する人なので、結構好きな作曲家の1人です。
本作品では、ファンタジーもののキモであるテーマメロディは、
キャッチーとまではいかないまでも力強く優雅な作風でかなり「いい感じ」です。
ただ、メロの前半部分、何かのテーマ曲に似てるんだよなあ(^_^;)
今時のスコアにしては古風で正攻法な作風で、どことなく懐かしさを覚えます。
全編テーマメロディのバリエーションで構成したような音作りです。
ロンドン・シンフォニーの堂々とした演奏が貫禄を感じさせます。
管楽器の太い音と力強いパーカッションの音が印象的です。
堂々と鳴らしまくるエンド・タイトルが出色の出来映えで、
テレビのバラエティ番組などのBGMでよく使われるので
聴いたことがある人もいるかも知れません。

本編は微妙な出来栄えですが、スコアはおススメです。

歌モノとしてアヴリル・ラヴィーンとJEMというアーティストの曲が1曲ずつ入っていますが、
どちらも特別思い入れのあるアーティストではないので、スルーしてしまいました (^-^;

 

 

 

 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)

よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

  ↓

にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村