VFW
監督:ジョー・ベゴス
音楽:スティーヴン・ムーア
主演: スティーヴン・ラング、マーティン・コーヴ、デヴィッド・パトリック・ケリー、ウィリアム・サドラー、シエラ・マコーミック、フレッド・ウィリアムソン
2019年 アメリカ映画


「人間まがい」、「Bliss」といったB級ホラーばかり撮ってるジョー・ベゴス監督によるバイオレンス・アクション。
こういう70~80年代B級バイオレンス・ムービーの匂いがする映画って、おっさんの大好物。
まだ、日本では公開されていないのかな? いつものようにおっさんは未見です。
ストーリーは、かつてのベトナム戦争の戦友たちが集まる退役軍人向けのバーに、
若い女性が逃げ込んできます。追ってきたのは新種の麻薬で狂暴化したジャンキーたち。
しかし、泥沼のベトナム戦争を生き抜いてきたじいさんたちは、ジャンキーを返り討ちにしてしまいます。
怒ったジャンキーのボスが狂暴化した手下を連れて殴り込みにやってきて、
元軍人のじいさんたちは、ジャンキー軍団を相手に壮絶なバトルを繰り広げる・・・・というお話だそうです。
う~ん、単純明快で面白そうではないですか。
キャストは、「「ドント・ブリーズ」で最凶の盲目退役軍人を演じたスティーヴン・ラングをはじめ、
ウィリアム・サドラーとか、フレッド・ウィリアムソンとか、マーティン・コーヴとか、
これまたおっさんには馴染みの役者さんが出てる。
人体破壊的なゴア描写も容赦ないという噂で、R15+指定以上は必至と思われます 笑。
決して万人にオススメ出来る作品ではないと思いますが、個人的には非常に期待できる1本です。

音楽は、ジョー・ベゴス監督とは「マインズ・アイ」からの付き合いとなるスティーヴ・ムーア。
シンセ・ユニット「Zombie」での活動でも知られる人で、
ジョン・カーペンターばりのベンベン・シンセ・サウンドが魅力のコンポーザーです。
本作品でも、全編シンセによる80年代カーペンターサウンドを彷彿とさせるスコアを提供しています。
良い意味で古臭いおっさん好みなサウンドを聴かせる人で、
ジョン・カーペンターのスコアに雰囲気がとても良く似ているので、
カーペンター好きにはハマること間違いなしの音です。
重低音を利かせたダークで分厚いシンセ音が妙に懐かしさを感じさせ、耳にとても心地よい。
テクノ、インダストリアルの風味もあるので、カーペンターを幾分モダンにした感じです。
サントラは、米Lakeshore Recordsからダウンロード版のみが発売されているようです。
CDが出ないのは最近の流れで仕方ないとはいえ、
この人が手掛けた「Z Inc. ゼット・インク」(2017)の時のように、
是非CDも出して欲しいのですが・・・・。

 

 

 

 

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