HELLBOY
監督:ニール・マーシャル
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:デヴィッド・ハーバー、イアン・マクシェーン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ダニエル・デイ・キム、サッシャ・レイン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、アリスター・ペトリ、ブライアン・グリーソン
2019年 アメリカ映画

ギレルモ・デル・トロ監督のヒットシリーズ「ヘルボーイ」をニール・マーシャル監督でリブートした1本。
今回は、原作のマイク・ミニョーラを製作総指揮と脚本に迎えて、かなり気合が入っています。
デル・トロ監督もニール・マーシャル監督も、どちらも好きな監督なので、今回のリブート版も大いに期待して鑑賞。
ストーリーは、悪魔の子ヘルボーイが人間の教授に育てられ、超常現象調査防衛局の一員となって活躍する中、
かつてアーサー王に聖剣エクスカリバーで倒されたはずの悪魔の女王が封印を解かれて復活を果たし、
この世を地獄に変えようとしていた・・・・というお話。
アーサー王伝説とヘルボーイの秘密が交錯するところは、デル・トロ版にはなかったような・・・・・。
ダークホース・コミックの原作を読んだことが無いのでよく分かりませんが、
これオリジナルの設定なんですかね。
マーシャル監督らしく、過剰なゴア描写で軽くR15+指定。
それが直接災いしたのか分かりませんが、興業収入も伸び悩み、
世の中の評価はデル・トロ版に比べてかなり悪い様子。
しかし、おっさんはリブート版も好きだけどなあ。
奇妙なクリーチャーがたくさん出てきたデル・トロ版には及ばないにしても、十分健闘していると思います。
本編を観てもわかるように、続編ありきで製作されてるので、是非続編に挑戦してもらいたいと思います。
ただ、ヘルボーイのツラはロン・バールマンには及ばなかったなあ。
ロン・バールマンなら、ほとんどメイクいらないし笑(失礼)


音楽は、ベンジャミン・ウォルフィッシュ。
最近流行りのハイブリッド・スコアですが、オケよりデジタルの比重がかなり高い。
テクノ風味が強く、エレキギターもかなり鳴る上、ドラム、パーカッションもドコドコと入るので
アクションスコアは重量級のメタルテイストになってます。
そのため、劇中挿入されるロックチューンとの相性もぴったりで違和感はありません。
モチーフは、ダークヒーローなのでヒロイックでは無いものの、
マイナーメロのものが用意されていて、劇伴の中で随所に出てくるので、
鳴らすだけのジャジャジャジャ系とは違って統一感はあります。
ブルーレイのメインメニューのバックに、スコアの美味しいところが使われているので、
エンド・タイトルをしっかり聴きつつ鑑賞を終えた後に、
本スコアの肝の部分をもう一度復習(笑)することができます。
そういえば、この人、RC系なのに、本スコアにはジャジャジャジャが一切ない。
本編を観る前にスコアだけ聴いた時は、さほど印象的なスコアに思えませんでしたが、
最近のサントラは本編を観た後で、スコアの雰囲気がガラリと変わるので面白いものです。
サントラのラストにThe Scorpionsの "Rock You Like A Haurricane"のカバーが入っています。

 

 

 


 

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ここからは、ギレルモ・デル・トロ版

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