T-34
監督:アレクセイ・シドロフ
音楽: イワン・ブルヤエフ、ディミトリィ・ノスコフ、ヴァディム・マエフスキー、アレクサンダー・ツルクノフ
出演:アレクサンドル・ペトロフ、イリーナ・スタルシェンバウム、ヴィツェンツ・キーファー、ヴィクトル・ドブロンラヴォフ、アントン・ボグダノフ、ユーリー・ボリソフ、ピョートル・スコヴォルツォフ
2018年 ロシア映画
今日は、未見の戦争(戦車)映画をご紹介。
「フューリー」のロシア版と言う感じの作品だそうで、これに捕虜収容所ものがミックスされているとか。
本作品の主役は、ロシアの戦車T-34とそのクルーたちです。
昨年秋ごろに日本でも公開されて、結構評判が良かったのか、30分くらい追加されたダイナミック完全版も公開されるようです。
すごく観たい作品なのですが、例によっておっさんはDVDが出るまでお預けになりそうです 笑。
製作にニキータ・ミハエルコフが絡んでいたり、「バーフバリ」のVFXスタッフが参加していたりで、
かなり戦車戦シーンが期待できそうな作品です。
実際に本物のロシア戦車T-34を役者が操縦したり、戦車内にカメラを取り付けて車内の様子を写したり、
戦車好きにはたまらない作品になっているようです。
最近は、反戦映画が多い中、こういうアクションに徹し、
「俺たち主役、ドイツ軍悪い」という単純な構図の往年の戦争映画を彷彿とさせる作品も
たまにはあっても良いと思います笑。
音楽は、 イワン・ブルヤエフ、ディミトリィ・ノスコフ、ヴァディム・マエフスキー、アレクサンダー・ツルクノフの4人。
(読み方が合っているかは微妙です(^-^;))
戦車映画ということで、良い意味での時代錯誤な戦意高揚型のマーチを期待したのですが、
「ダークナイト・ライジング」あたりにも通じるダークで重厚なサスペンス調スコアがメインです。
オケにパルス音的なシンセがかぶる今時のハリウッド映画によくあるハイブリッド・スコアです。
ロシア映画ということもあってか、ロシア風の混成コーラスも出てきますが、
これまでの戦争映画にはほぼ皆無といって良いエレキギターとロックビートまで出てきちゃいます。
さらに、RC系の「ジャジャジャジャ」風味まで出てきます。
逆に、いわゆるミリタリー調のスネアドラムは入っていません。
おっさんとしては、勇壮なロシアン・マーチが入っていて欲しかったのですが、
さすがにこれは難しかったのかも知れません。
サントラの後半に数曲、グッと場を盛り上げるタイプの「ちょい燃え」スコアが入っています。
サントラは、44分収録で今のところダウンロード版しか無いようです。
ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)
よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪
↓
Т-34 (Официальный саундтрек) 1,500円 Amazon |