SPY GAME
監督:トニー・スコット    
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ    
出演:ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット、キャサリン・マコーマック、スティーヴン・ディレイン、ラリー・ブリッグマン、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、オミッド・ジャリリ、シャーロット・ランプリング    
2001年 アメリカ映画

ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットの夢の競演によるスパイ・アクション。
アメリカ万歳的なCIAスパイもので、B級アクションのようなツッコミどころもあるのですが、
なにせ豪華キャストにスタイリッシュでスピード感溢れる展開なので、文句は言えません 笑。
全編を覆う張り詰めた緊張感とあちこちに張り巡らされた伏線もなかなかのもの。
ただ、トニー・スコット作品はカメラがコロコロ変わるので、
おっさん世代はついていけなくなるかも知れません。
ストーリーは、伝説の敏腕CIAエージェントが、
退任間際にかつて自分がスカウトした若手エージェントが
中国にスパイ容疑で拘束されたことを知ります。
彼を見殺しにしようとする上層部に反発し、
伝説のエージェントは単身救出に向かう・・・・というお話。
ロバート・レッドフォードのエージェント役がどうしても「コンドル」とかぶってしまいます。
あの頃と髪型がほとんど変わっていないのも原因かなあ。



音楽は、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。
サントラの冒頭からおっさん好みな中東フレーズが出てきて、かつスリリングな展開に引き込まれます。
劇伴では、主にデジロックとストリングを掛け合わせたハイブリッド・スコアが活躍します。
結構ノイジーでテクノ色が濃いかも知れません。
この人、この手のサウンド結構多いかも 笑。(でも悪くない。)
デジャヴ感はあるものの、感動的なモチーフもあるので、
派手なだけのアクション・スコアにはなっていません。
また、リリカルなピアノ曲もあるので、しっかりと緩急がついたスコアになっています。

最後にオケメインの感動的なスコアとデジロックをつなぎ合わせたカッコいいスコアを持ってきています。

サントラでは、ラストにテクノ調にリミックスした曲が2曲収録されています(これまたカッコいい)。

RC系の作曲家の中では、おっさんでも聴けるスコアを書く人です。
サントラは、公開当時CDが発売され、現在はダウンロード版も入手可能です。

 

 

 

 

 

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