CHE C'ENTRIAMO NOI CON LA REVOLUZIONE?
監督:セルジオ・コルブッチ    
音楽:エンニオ・モリコーネ    
出演:パオロ・ヴィラッジョ、ヴィットリオ・ガスマン、エドゥアルド・ファヤルド、レオ・アンチョリス、ロッサナ・ヤンニ
1973年 イタリア映画


メキシコ革命を舞台にしたセルジオ・コルブッチ監督によるマカロニ・ウェスタン。
「豹/ジャガー」、「ガンマン大連合」に続くメキシコ動乱ものです。
他の2作品に比べて違う点は、革命に自ら身を投じるのではなく、
意に反して巻き込まれていくという、コメディ色が強くなっています。
ただ、この作品だけ日本ではDVDになっていないところが残念。
ストーリーは、イタリアからメキシコにやってきた2人の男(牧師と旅芸人)が、メキシコ革命を背景に、革命軍と政府軍の間で翻弄される姿をユーモラスに描くお話です。
但し、コメディ色が強いと言っても、ただのドタバタ喜劇に終わっていないところが、
コルブッチ作品の素敵なところ。
シリアスな面とのバランスもしっかりとっていて、ラストはグッとくる終わり方をします。
派手な銃撃戦シーンもしっかり出てきます。



音楽は、エンニオ・モリコーネ。
コメディ路線の作品なので、テーマ曲からしてとぼけた雰囲気のユーモラスでユルユルな感じが素晴らしい。
ユルユルなのに、テーマメロを何人もの口笛が奏でるところがカッコよくツボを押さえすぎ 笑。
ここに時折美メロが絡むところもまた絶品。
この絶妙なテーマがバリエーションを変えて全編に散りばめられています。
のどかな音で構成されるゆったり、ほのぼのとしたスコアです。
逆にマカロニウェスタンの定番である残酷節は一切出てきません。
そういう点では少々物足りなさを感じる方もおられるかもしれませんが、
サントラをBGMで流しっぱなしにしても違和感の無い聴きやすさがあります。
イ・カントリ・モデルニも参加してます。
サントラは、かつてはシングル盤や編集盤に数曲が紹介されるだけでしたが、
今では伊GDMレーベルから18曲入りのものが発売されています。
 

 

 

 

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