CHEYENNE AUTUMN
監督:ジョン・フォード    
音楽:アレックス・ノース    
出演:リチャード・ウィドマーク、キャロル・ベイカー、ジェームズ・スチュワート、アーサー・ケネディ、エドワード・G・ロビンソン、カール・マルデン、ドロレス・デル・リオ、ハリー・ケリー・Jr、ジョン・キャラダイン、ビング・ラッセル
1964年 アメリカ映画

ジョン・フォードがインディアン”シャイアン族”を蛮族ではなく、誇り高り民族として描いた異色西部劇。
ジョン・フォードが手掛けた西部劇としては、翌年の「「荒野の女たち」同様、晩年の作品ということになりますが、
160分という長尺の見応えある1本となっています。
ただ、中盤にジェームズ・スチュワートとハリー・ケリー・Jr?とジョン・キャラダインが出てくるユーモラスなシーンがあるのですが、

あまりに唐突で「あれれれ?」という印象を受けます。
別の映画から切り取って貼ったような印象 笑。
ストーリーは、居留地に集められたシャイアン族が、約束を履行しないアメリカ合衆国側の態度に業を煮やし、
聖地であるイエローストーンを目指して大移動を開始します。
合衆国政府はこれを反逆ととらえ、軍に討伐を命じ騎兵隊が追跡を開始する・・・・というお話。
リチャード・ウィドマークが若い。
おっさんとしては、70年代映画の彼のイメージしかないので、なんとなく違和感が・・・笑。
エドワード・G・ロビンソンがシャイアン族と政府との調停役を行ったシュルツ長官を演じています。

音楽は、アレックス・ノース。
重厚な劇音楽で、モチーフも重く悲壮感すら感じます。
明るいメロディはほとんど無く、中盤のジェームズ・スチュワート出演シーンのスコアがコミカルなぐらいかなあ。
騎兵隊の追撃シーンにはミリタリー調のスコアも入りますが、
シャイアン族の悲劇がメインなので、バーンスタインのような活劇調のウェスタンスコアを期待するとがっかりします。
全体的に大味な感じのスコアで、60年代後半以降のスコアで育ったおっさんとしては、
正直なところ何とも捉えどころの無いスコアに感じてしまいます(すみません<m(__)m>)。
しかし、巨匠のお仕事ですので、重厚かつ格調高きクラシカルな演奏であるには違いありません。
アルバムだけ単独で聴くとあまり面白くないかも知れませんので、
本編を観た上で鑑賞されることをオススメします。
サントラは、米LABEL-XからLPとCDが出ていましたが、2016年になって米Intradaから2枚組のCDが発売されています。
79分のフルスコアに、別バージョンやソース音源などが収録されていました。
現在では、i-tunesでLabel-X盤の音源がダウロード可能となっています。

 

 

 

 

 

 

 


 

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