JOYEUX NOEL
監督:クリスチャン・カリオン    
音楽:フィリップ・ロンビ    
出演:ダイアン・クルーガー、ベンノ・フユルマン、ギヨーム・カネ、ゲイリー・ルイス、ダニー・ブーン、ダニエル・ブリュール、リュカ・ベルヴォー、ベルナール・ル・コク、アレックス・ファーンズ    
2005年フランス/ドイツ/イギリス/ベルギー/ルーマニア映画    

今夜はクリスマス・イヴということで、第一次大戦下のクリスマスに起こった実話を映画化したドラマをご紹介。
フランスとスコットランドの連合軍とドイツ軍が戦う最前線において、クリスマス・イヴに一夜限りの休戦が実現するというお話。
前半は戦闘シーンがありますが、大半はドラマが主軸となるので、激しい戦闘シーンでバタバタと兵士が死ぬタイプの戦争映画が苦手な人も大丈夫です。
ストーリーは、ドイツ軍が占拠するフランスの村でフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍の激戦が続き、クリスマス間近になっても戦闘が終わりません。
そんな最中、テノール歌手だったドイツ軍兵士がアヴェ・マリアを歌いだしたところ、スコットランド軍がバグパイプの伴奏で答え、これをきっかけに
束の間のクリスマス休戦が実現する・・・・というお話。
最初は3軍それぞれのドラマが交互に描かれますが、やがてそれが一つにつながります。
歌の力で戦闘が一時中断するなんて、おとぎ話のような印象も受けますが、
多少の脚色はあるものの、ベースになっているのは実話だそうです。
オリジナル・タイトルは、フランス語で「メリー・クリスマス」だそうです。そのまんまなんだ 笑。
この映画、アカデミー賞で外国語映画賞ノミネート、セザール賞で作品賞を始め6部門でノミネートされています。

 

 


音楽は、フランスのフィリップ・ロンビ。
フルオケやピアノ曲、ナタリー・デセイによる声楽、聖歌隊のようなコーラスの入ったオケスコア、バグパイプ等、
クラシカルで格調高いスコアが提供されています。
きっちりテーマモチーフもあって、サントラの統一感もあって聴いてて気持ちいい。
戦争ドラマなので、最近の戦争映画では定番のレクイエム風のオケスコアも出てきます。
重厚な演奏は、ロンドン交響楽団。
全体的に戦争ドラマであることを忘れてしまいそうになる上品な印象のスコアで、
セザール賞では音楽賞にもノミネートされています。
スコアの中でも、一際美しいのが”Hymne Des Fraternises”。
これは心洗われます。
映画を観ていなくても、アルバム単独で十分楽しめる内容となっています。
サントラは、全21曲73分収録されています。

 

 

 



 

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