THE GLORY GUYS
監督:アーノルド・レイヴェン    
音楽:リズ・オルトラーニ    
出演:トム・トライオン、ハーヴ・プレスネル、ジェームズ・カーン、アンドリュー・ダガン、センタ・バーガー、マイケル・アンダーソン・Jr、スリム・ピケンズ、ピーター・ブレック、ジーン・クーパー
1965年 アメリカ映画

1965年以前の映画って、おっさんの中で何となく見えない壁のようなものがあって、
観ようという意欲が沸きにくいのですが、ある西部劇好きな先輩に「これはおススメ」と紹介されたので、
遅ればせながら先日初めて観ました。
騎兵隊モノというジャンル自体あまり縁が無かったのですが、脚本があのサム・ペキンパーと知って
俄然、鑑賞意欲が沸いたりして・・・笑。
で、感想は・・・・・これ、面白いじゃないか。
ストーリーは、インディアンとの全面衝突が懸念される騎兵隊に新兵たちがやってきて、
敏腕大尉や鬼軍曹が彼らを鍛える傍ら、
大尉は斥候役の民間人と銃砲店の女店主を巡って恋の火花を散らしたりします。
そして、遂にインディアンとの対決の日がやってきますが、
功を焦る無能な将軍のせいで大尉が指揮する部隊は戦闘の最前線に立たされ、
応援部隊の補給も無く捨て石にされてしまう・・・・というお話。
男女の三角関係やら、恋敵同士が殴り合いをしながらも途中から意気投合したり、新兵を鍛える鬼軍曹が出てきたり(若い頃のスリム・ピケンズがハマり役)往年の西部劇やら戦争映画によくある設定が出てきますが、
クライマックスのインディアンとの戦闘シーンは圧巻です。
この映画、結構お金かかってるんじゃないかな。



音楽は、イタリアの巨匠リズ・オルトラーニ。
オープングには、ミッチ・ミラー合唱団?の男性コーラスが勇ましいマーチ調のテーマ曲が流れ、
冒頭から盛り上がります。
このテーマは、劇中の閲兵式の際にもマーチ色をさらに増したものが流れます。
スコアもなかなかいいじゃないか。
劇伴の中で、後のマカロニ・ウェスタンにも共通するエレキ・ギターが出てきたり、
ハーモニカも使われますが、あくまでアメリカ製西部劇の雰囲気です。
騎兵隊が主役なので「怒りの荒野」ばりの強烈なラッパも聴こえます。
サントラは、公開当時LPが発売されましたが、CDは長らく発売されませんでした。

2008年になって、米FSMレーベルから発売されたサントラ・コンピレーション「The MGM Soundtrack Treasury」の中に本作品のサントラが丸ごと収録されました。
その後、現在ではダウンロード版が入手できるようになっています。

この血沸き肉躍る構図のジャケット、結構好きだなあ。

LPで欲しいデザインです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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