アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー

AVENGERS: INFINITY WAR
監督：アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
音楽：アラン・シルヴェストリ
出演：ロバート・ダウニー・Ｊｒ、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ドン・チードル、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、トム・ヒドルストン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、グウィネス・パルトロー、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、クリス・プラット   、ウィリアム・ハート、サミュエル・Ｌ・ジャクソ
２０１８年　アメリカ映画

マーベルヒーローが大挙出演する大ヒット作「アベンジャーズ」シリーズの第３作目。
回を追う毎にヒーローが増えていって、本作品ではドクター・ストレンジやガーティアンズも合流します。
ちょっと詰め込みすぎで、目まぐるしくストーリーが展開するので、
おっさんにはついていくのが大変でしたが、
これだけ沢山のヒーローに見せ場を作って、１５０分という長さによくまとめたなあと感心します。
単品のヒーローものの見せ場を２、３本分同時進行で見せられてる感じで、かなりの満腹感があります。
この映画を観る前に、マカロニ・ウェスタンを１本観たので余計そう思ったのかも知れません　笑。
ストーリーは、全宇宙を我が手に入れるため、悪の支配者サノスが強大なパワーを持つ６つのインフィニティ・ストーンを求めて暗躍します。遂にサノスの魔の手は地球にも及び、アイアンマンたちはドクター・ストレンジらと協力して、サノス一味を迎え撃とうとしますが・・・・というお話。
次回作「アベンジャーズ４」に続く内容なので、本作品ではかなり衝撃的な結末を迎えます。
ヒーローものでスカッとしたい人にはお勧めできません　笑。
次は、キャプテン・マーベルが出てくるのかなあ。

音楽は、アラン・シルヴェストリ。
１作目からの嬉しい復活です。
ブライアン・タイラーとダニー・エルフマンがスコアを担当した前作も悪くはないのですが、
やはり大御所アラン・シルヴェストリ、風格が違います。
時折「プレデター」を彷彿とさせる雰囲気があったり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思わせるところがあったり、メロもしっかりした「燃え」スコアです。
例のモチーフもしっかり出てきて、シリーズのスコアとして統一感もバッチリです。
激しいアクション・スコアも、最近のただ「鳴っているだけ」のスコアとは大違い。
聴きごたえ十分の作品です。
エンディングは、衝撃的な結末のため、悲壮感をたたえた壮大なスコアになっていてちょっと残念ですが、
次回作では、テーマモチーフが高らかに鳴るエンド・クレジットを期待してます。
サントラは、CDが２３曲入り７１分の収録ですが、ダウンロード版はエンド・クレジットも含む３０曲１１７分収録の長尺仕様となっています。