監督:アンドリュー・V・マクラグレン    
音楽:フランク・スキナー    
出演:ジェームズ・スチュワート、ダグ・マクルーア、ローズマリー・フォーサイス、キャサリン・ロス、フィリップ・アルフォード、パトリック・ウェイン、ジョージ・ケネディ、ハリー・ケリー・Jr
1965年 アメリカ映画

このところ、往年の真っ当な西部劇(笑)を観る機会があり、今夜は「シェナンドー河」をご紹介。
おっさんが生まれる前のアメリカン西部劇で、前半がのどかでユルユルで、後半で一気に波乱に満ちた展開になります。
ストーリーは、南北戦争を背景に、息子たちを兵役に就かせず中立の立場で農業を営む頑固一徹おやじが、
遂には忍び寄る戦火に巻き込まれ、結婚式を挙げたばかりの娘婿は出兵させられるわ、一番下の16歳の息子を北軍に拉致されるわ、散々なことになります。捕虜になって北に送られてしまいそうな息子を探すため、
頑固おやじは息子たちを連れて、末っ子の捜索を開始します。しかし、一家にはさらに試練が待っていた・・・というお話。
簡単に言うと、巻き込まれ型の反戦西部劇といえるでしょう。
さすがに、一家の大黒柱、ジェームズ・スチュワートが貫禄ありすぎて他の役者が目立たない。
キャサリン・ロス、ダグ・マクルーア、ジョージ・ケネディ、ローズマリー・フォーサイス、パトリック・ウェインといった役者を揃えているのに、ジェームズ・スチュワートが濃すぎます。

監督は、「ワイルド・ギース」のアンドリュー・V・マクラグレン」。

この人、ジョン・フォード門下生だったかな? 

「ワイルド・ギース」からは想像できない作風にちょっとビックリ。

 

 

 

音楽は、フランク・スキナー。
1936年からサントラを手掛けている人で、1968年に亡くなっています。
そのため、この人のサントラって他に持ってないなあ。
テーマ曲のモチーフは、どうやらもともとアメリカで19世紀に歌われていた舟歌のようです。
この他にも随所でアメリカの民謡がアレンジされて出てきます。
劇伴は、どことなくシェーンのメロの前半を思わせるハーモニカが出てきたり、
のどかなイイ感じのアメリカン・ウェスタン・スコアです。
舞台が南北戦争なので、進軍ラッパやミリタリー調のスネアも出てきます。
サントラは、公開当時発売されたLPのジャケットが迫力のあるもので、
結構気に入ったのですが、出会う機会が無くこの年になってしまいました。
そうしたところ、先日、i-Tunesで本サントラをダウンロードすることができることを知り、
早速ダウンロードしました。
しかし、ダウンロードだとジャケットを手に取って楽しむってことができないんだよなあ。

 

 

 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)

よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪ 

  ↓

にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村

 

 

 

 

シェナンドー河 [DVD] シェナンドー河 [DVD]
1,541円
Amazon